核医学検査
概要
核医学検査はRI検査やアイソトープ検査とも呼ばれていて、ごく微量の放射性物質(ラジオアイソトープ:RI)を含む薬を用いて病気を診断する検査です。この微量の放射性薬剤が注射などにより体内に入ると、特定の臓器(骨や腫瘍など)に集まりそこから放射線を発します。この放射線をガンマカメラ(シンチカメラ)と呼ばれる特別なカメラで体外から測定し、その分布を画像にします。これをシンチグラフィといいます。
また、この検査の特徴は臓器の位置や大きさの他に『働き』が分かるというところです。X線検査やCT検査などは主に臓器の形の異常をとらえるのに対して、核医学検査は臓器の働き(機能)をとらえることができます。そのため非常に鋭敏な検査であり、他の検査では分からない病気を見つけることもあります。苦痛も無く副作用も非常に少ない検査で、多くの病気の診断に利用されています。
また当院では、SPECT/CT、PET/CTを設置しており、核医学画像とCT画像とをFusionしたカラー画像でも診断が可能なため、より精度の高い検査を実施しております。
また、この検査の特徴は臓器の位置や大きさの他に『働き』が分かるというところです。X線検査やCT検査などは主に臓器の形の異常をとらえるのに対して、核医学検査は臓器の働き(機能)をとらえることができます。そのため非常に鋭敏な検査であり、他の検査では分からない病気を見つけることもあります。苦痛も無く副作用も非常に少ない検査で、多くの病気の診断に利用されています。
また当院では、SPECT/CT、PET/CTを設置しており、核医学画像とCT画像とをFusionしたカラー画像でも診断が可能なため、より精度の高い検査を実施しております。
核医学検査の順序
1.地下1階の核医学検査室(黄色いスリッパの部屋)の中でイスに座って
お待ちください。順番がきたら呼ばれます。
2.放射性医薬品を体内に投与(注射・飲用)します。
3.検査開始時間は、検査の種類によって違いますので注意してください
(5分後~数日後)また、何回か撮影する場合もあります。
4.衣服、身体に付いている金属を外していただきます。
場合によっては検査衣に着替えていただくこともあります。
3.装置の寝台に仰向けに寝ていただきます。
4.担当の放射線技師が患者さんの位置を決め、検査が始まります。
5.撮影中は身体を動かさないでください。
6.技師・看護師が側にいますので、検査中何かあれば
体を動かさずに声をかけてください。
7.検査後は普通の生活が出来ます。
お待ちください。順番がきたら呼ばれます。
2.放射性医薬品を体内に投与(注射・飲用)します。
3.検査開始時間は、検査の種類によって違いますので注意してください
(5分後~数日後)また、何回か撮影する場合もあります。
4.衣服、身体に付いている金属を外していただきます。
場合によっては検査衣に着替えていただくこともあります。
3.装置の寝台に仰向けに寝ていただきます。
4.担当の放射線技師が患者さんの位置を決め、検査が始まります。
5.撮影中は身体を動かさないでください。
6.技師・看護師が側にいますので、検査中何かあれば
体を動かさずに声をかけてください。
7.検査後は普通の生活が出来ます。
核医学検査の時間
検査にかかる時間は5分~1時間程度です。
検査の種類によって様々で、短い検査も長い検査もあります。
検査の種類によって様々で、短い検査も長い検査もあります。
放射性同位元素について
この検査は、ごく微量の放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RI)を含む薬を患者さんに投与して病気を診断する検査です。そのため医療被爆や副作用を気になさる方もいると思います。しかし私たちは日常生活においても、わずかですが天然の放射線を受けています。大地に含まれる天然のアイソトープからの放射線、宇宙からやってくる放射線の宇宙線などがあります。これらをすべて総合すると1年間に約2.4ミリシーベルト(世界の平均値)の放射線を受けています。
核医学検査では、1回におよそ0.2~8ミリシーベルトの放射線を受けます。この様に検査用の放射性医薬品に含まれるアイソトープの量はわずかですから、放射線影響の点から見ても心配はありません。
また、副作用も最近の調査では10万人あたりに2.1~2.5人と非常に少ないのが特徴ですので、こちらも心配はありません。
核医学検査では、1回におよそ0.2~8ミリシーベルトの放射線を受けます。この様に検査用の放射性医薬品に含まれるアイソトープの量はわずかですから、放射線影響の点から見ても心配はありません。
また、副作用も最近の調査では10万人あたりに2.1~2.5人と非常に少ないのが特徴ですので、こちらも心配はありません。