脳神経外科Division of Neurosurgery
概要
診療内容・特色
昭和29年に開設された札幌医科大学脳神経外科は、日本脳神経外科の中で最も長い歴史を持つ。数多くの卒業生は北海道地域医療の中核として、さらには日本脳神経外科のリーダーとして活躍している。
北海道における最先端医療を提供する役目を担い、最新医療機器を導入して治療困難な脳血管障害、脳腫瘍、てんかんなど多岐にわたる疾患の紹介を多数受け付けている。また、小児脳神経外科や機能的脳神経外科を積極的に行っている。
北海道における最先端医療を提供する役目を担い、最新医療機器を導入して治療困難な脳血管障害、脳腫瘍、てんかんなど多岐にわたる疾患の紹介を多数受け付けている。また、小児脳神経外科や機能的脳神経外科を積極的に行っている。
脳腫瘍
手術の途中で患者さんが一時的に目を覚ますことによって病変摘出を安全確実に行う最新技術の「覚醒下手術」ではすでに200件以上という全国トップの経験と実績を持ち、道内外からの紹介に対応している。この手術方法では手足を動かす、言葉を話す、計算する、物を見る、等の重要な役割を持つ脳にできた脳腫瘍に対して特に効果がある。
てんかん
てんかんの外科治療を行う北海道唯一の研修認定施設であり、迷走神経刺激療法(VNS)や手術治療の実施だけではなく、「てんかん」という病気に関する問題や情報の提供、およびてんかん専門医への指導教育を行う。
救急集中治療部に脳神経外科専門医が常駐し、脳卒中や重症頭部外傷等の救急疾患に対応している。
救急集中治療部に脳神経外科専門医が常駐し、脳卒中や重症頭部外傷等の救急疾患に対応している。
専門分野
脳腫瘍、脳血管障害、てんかん、小児神経疾患
主な検査・医療設備
ニューロナビゲーション、高磁場MRI、機能的MRI、長時間ビデオ脳波記録、術中蛍光造影、神経内視鏡、血管内治療など。
その他
- 日本脳神経外科学会研修基幹施設
- 日本脳卒中学会認定研修教育病院
- 日本脳神経血管内治療学会研修施設
- 日本てんかん学会研修施設
- 難治性てんかんに対する迷走神経刺激療法実施施設