アレルギー疾患への取組み
総合アレルギーセンター
2023年4月に総合アレルギーセンターを設立する運びとなりました。
“アレルギー”という言葉自体は一般的によく知られていますが、決して1つの疾患ではなく、症状も原因も治療も異なる多数の疾患の集合体です。
そのため多くの診療科(内科・小児科・耳鼻科・皮膚科・眼科・救急部など)が関わります。
患者さんが訴える症状がアレルギーなのかを含め、正確な診断や原因検索のためには詳細な問診と疾患に合った検査法の選択が必須です。
治療法も多彩であり、症状によっては複数の科が協力して診療に当たる必要があります。
北海道のアレルギー診療のスキルアップに貢献できるように、そしてアレルギー疾患で悩んでいる患者さんの救済に役立てるように活動し、さらにより良いシステムを整備していく所存です。
附属病院 総合アレルギーセンター センター長 宇原 久
コンセプト
札幌医科大学附属病院では、当院を受診するアレルギーをお持ちの患者さんに、専門的で多科連携・多職種連携を通した診療を提供するとともに、院内外の医療関係者に対する教育・研究活動を活性化するために、関係診療科による院内横断組織として、総合アレルギーセンターを設置しました。
アレルギー疾患は患者さんの数が多く、かつ、低年齢化の傾向があり、患者さんのQOLを著しく低下させます。
また、アンメットニーズ(満たされていない需要)が数多く存在するものと考えられます。
また、アンメットニーズ(満たされていない需要)が数多く存在するものと考えられます。
このため、大学病院の使命として、最新の知見に基づく、より質の髙い医療を提供するとともに、地域の医療機関と連携し、アレルギー疾患に関する情報の発信を行なっていきます。
センターの業務
(1)多科連携や関連科の専門性を活かしたアレルギー性疾患に対する適切な診断及び治療の提供
(2)関連科の円滑な診療協力体制の整備と推進
(3)附属病院で臨床研修を行っている初期研修医、専攻医、アレルギー専門医研修専攻医、アレルギー疾患療養指導士(CAI)の取得を目指すコメディカルスタッフなどを対象とする院内での教育活動
(2)関連科の円滑な診療協力体制の整備と推進
(3)附属病院で臨床研修を行っている初期研修医、専攻医、アレルギー専門医研修専攻医、アレルギー疾患療養指導士(CAI)の取得を目指すコメディカルスタッフなどを対象とする院内での教育活動
センターの組織構成員
センター長 宇原 久(皮膚科)
副センター長 亀倉 隆太(耳鼻咽喉科)
構成員 風間 友江(消化器内科)
錦織 博貴(呼吸器・アレルギー内科)
野上 和剛(小児科)
鈴木 綜馬(眼科)
菅 裕司(皮膚科)
副センター長 亀倉 隆太(耳鼻咽喉科)
構成員 風間 友江(消化器内科)
錦織 博貴(呼吸器・アレルギー内科)
野上 和剛(小児科)
鈴木 綜馬(眼科)
菅 裕司(皮膚科)