リハビリテーション科Division of Rehabilitation

概要

診療内容・特色

札幌医科大学附属病院リハビリテーション科では、理学療法、作業療法、言語聴覚療法、物理療法を行っています。外来診療は、5名の医師が担当し、脳血管障害(脳卒中)、外傷性脳損傷、整形外科疾患、手術前後の呼吸・運動機能低下、慢性疼痛など、幅広い患者様に最適な治療計画を立てます。

医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士、看護師等がチ-ムでリハビリテーションを実施し、患者様、ご家族などとともに総合的に高い生活の質を目指します。

入院は、主に急性期のリハビリテーションが必要な患者様を対象としていますが、必要に応じて検査入院や短期間の機能強化入院も行っています。なお、脳血管障害など急性期以降にリハビリテーション継続が必要な場合は,協力病院の回復期病棟と連携した診療体制で対応します。 


  • 平成9年より日本リハビリテーション医学会研修施設認定
  • 平成15年より北海道リハビリテーション支援センター(北海道と業務分担)

専門分野

当科のリハビリ対象疾患は、院内各科からの依頼と外来患者でたいへん幅が広い。主な対象疾患を以下に列記する。
  • 脳血管障害,外傷性脳損傷
  • 高次脳機能障害
  • 脊椎・脊髄疾患
  • 関節疾患,骨折,靱帯損傷
  • 慢性疼痛
  • 切断ならびに再接着
  • 多発外傷,熱傷
  • 慢性閉塞性肺疾患など呼吸器疾患
  • 神経筋疾患(小児を含む)
  • 義肢・装具,シーティング・車いすクリニック
  • スポーツ外傷 

主な検査・医療設備

  • 高次脳機能の評価
  • 三次元動作分析
  • 電気生理学的検査
  • 嚥下造影
  • 神経ブロック・モーターポイントブロック