札幌医科大学附属病院

全身麻酔下に内視鏡的に胃粘膜下腫瘍を切除します。Endoscopic full thickness resection (EFTR)による切除を行います。EFTRは内視鏡の鉗子口より挿入した電気メスで粘膜切開を置いたのち、筋層を切開して胃壁の全層切除を行うことで病変を切除します。腫瘍が粘膜下層深層や筋層浅層までに位置して穿孔させずに腫瘍を切除することが可能な場合はそのまま腫瘍を切除します。穿孔した創はクリップや留置スネアを用いて閉鎖し、切除した腫瘍は経口的に回収して病理診断を行います。