炎症性腸疾患センター

概要

センター長あいさつ

    このたび、札幌医科大学附属病院では「炎症性腸疾患センター」を設立する運びとなりました。当センターは、炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease: IBD)である潰瘍性大腸炎やクローン病などに苦しむ患者様に対して、専門的かつ総合的な診療を提供することを目的としております。
 近年、IBDはその患者数が増加傾向にあり、適切な治療とケアを必要とする方々が増えています。当センターでは、最新の医療技術を駆使し、専門的な知識と経験を持つ医師、看護師、薬剤師及び栄養士が一丸となり、患者様一人ひとりのニーズに応じた最適な治療を提供いたします。また、患者様の生活の質を向上させるためのサポート体制を整え、疾患の管理にも力を入れてまいります。
 さらに、大学病院の使命である研究活動にも積極的に取り組み、IBDの根治や新たな治療法の開発を目指して、日々努力を重ねてまいります。
 今後とも、皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、当センターが患者様の健やかな生活をサポートできる場として広く活用されることを心より願っております。

                                     消化器内科学講座
                                      教授 仲瀬裕志

センターの業務

・炎症性腸疾患の診断と治療に関すること
・炎症性腸疾患関連医療従事者の教育に関すること
・炎症性腸疾患に関する研究に関すること
・その他センターの運営について必要と認められること

センターの構成員

センター長  : 仲瀬裕志(消化器内科学講座・教授)
副センター長 : 風間友江(炎症性腸疾患遠隔医療講座・特任助教)
センター員  : 石山元太郎(札幌いしやま病院・理事長)
          平川賢史(小児科学講座・助教)
          大塚幸子(附属病院看護部・看護師長)
          蛯澤直美(附属病院看護部・指導主任看護師)
          佐野真矢(附属病院看護部・看護師)
          福土将秀(附属病院薬剤部・部長)
          中野敬太(附属病院薬剤部・専門員)
          茅原悦子(附属病院栄養管理センター・栄養係長)