西病棟の運用開始について

平成30年7月23日より西病棟の運用を開始しました

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  着工以来、患者様にはご不便、ご迷惑をおかけいたしておりましたが、この度、札幌医科大学附属病院の西病棟の
整備が終了し、平成30年7月23日から運用を開始いたしました。

 なお、札医大病院では引き続き、患者様の療養環境改善に向け、既存棟の改修工事を順次進めることとしており
ます。引き続き、患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

西病棟(増築棟)建物概要

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建設地   札幌市中央区南1条西16丁目291-84 他
敷地面積  27,780.79㎡(緑道面積4,062.19㎡含む)
用途地域  商業地域、近隣商業地域
指定    準防火地域、60m高度地域、45m高度地区、景観計画地域、第二種小売店舗地区
規模    地上10階、塔屋1階、地下1階
工期    平成27年12月~平成30年3月
発注者   北海道

西病棟(増築棟)各室概要

スタッフステーション
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コミュニケーションを取りやすいオープンカウンターを採用したスタッフステーションを病棟中央部に配置。出入口には、腰への負担が小さく水はねしにくいタイプのスタッフ用手洗い器を2台設置。
病室:1人用個室(有料)
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  患者ニーズを考慮した療養環境を提供するため、利便性の高い6角形のユニットシャワーや、アプローチしやすいコーナー型の洗面カウンター、個人用収納などを備え、療養環境をより充実させた個室。
  テレビ、冷蔵庫が無料で使用できるほか、パジャマ、バスタオル等の日用品を無料でご用意します。
病室:一般4床室
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  ベッド当たり8㎡以上のスペースを確保した一般4床室。
  枕元には縦型コンソールパネルを設け、ナースコール、医療ガス、コンセント、空調スイッチや全般照明兼用のヘッドライトを設置。また、角度の自由なユニバーサル処置灯を天井面に設置。
  なお、全ての4床室では、ベッド毎に空調風量の調節が可能。
病室:4人用個室(有料)
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  プライバシーに配慮した療養環境を提供するため、ベッド間に多機能間仕切りを設置し、特別療養環境室(差額ベッド)としての機能を持たせた4床室。
  テレビ、冷蔵庫が無料で使用できます。
NICU/GCU
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  NICU(新生児集中治療管理室)は、低体重児や先天性のハイリスク疾患がある新生児を対象とする集中治療室。GCU(新生児回復治療室)は、急性期治療が終了した新生児などの経過を観察する施設。
  当院が北海道の中核的医療機関であるとともに「高度救命救急センター」としての役割を担っていることから、受入体制の充実強化を図るため、病床数を現行の12床(NICU6床/GCU6床)から24床(NICU12床/GCU12床)に拡充した。
小児科(無菌4床室/無菌個室)
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  白血病をはじめ小児がんなどの治療により免疫力が著しく低下した小児患者を感染症から守るための特別な空調設備(高性能フィルター)を備えた無菌病室(クリーンルーム)。
  当院が北海道における「高度がん診療中核病院」の役割をになっていることから、小児がん医療に係る受入体制の充実強化を図るため、より清浄度の高い無菌室を含め、病床数を現行の8床から19床に拡充。
デイルーム
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  デイルーム内には、利用者の利便性向上のため、携帯電話専用室を配置したほか、小児科には長期入院の子ども達の学習の場として、訪問学級教室を配置。
リハビリテーション理学療法室/作業療法室
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  患者数に応じた適切な面積を確保し、多様化するリハビリテーションに柔軟に対応するため、理学療法室を現行の2倍程度にするなどリハビリテーション受入体制を充実強化。
外来化学療法室
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  悪性腫瘍に対する抗がん剤投与などの外来治療を専門的に行う部門。
  より多くの患者さんが、快適に治療が受けられるよう、現行のベッド10床から30床(ベッド15床/リクライニングチェアー15床)に拡充したほか、新たに専用の診察室や調剤室を整備。

外来案内