はじめに
フィンランドのパウロ財団は1966年に設立され、これまで医学分野を中心に経済分野や美術・音楽等の芸術分野など幅広い後援活動を展開しています。医学分野では、フィンランド国内のヘルシンキ大学、タンペレ大学、トゥルク大学、オウル大学等に対する支援を行っています。1977年からは、札幌医科大学と国際交流協定を締結し、双方からそれぞれ40名以上の研究者の派遣・受け入れを実現し、実りある交流・研究成果をあげてきました。
今回、本学の国際交流活動の一環として、タンペレ大学およびヘルシンキ大学を訪問させていただく機会を得ました。「理事長・学長室から2026」No.48はその報告から始めたいと思います。
今回、本学の国際交流活動の一環として、タンペレ大学およびヘルシンキ大学を訪問させていただく機会を得ました。「理事長・学長室から2026」No.48はその報告から始めたいと思います。
1.フィンランド、タンペレ大学とヘルシンキ大学を訪問しました。
3月1日から6日まで、フィンランドに滞在し、タンペレ大学およびヘルシンキ大学を訪問しました。今回の訪問には、フィンランドでの在外研究歴豊富な鷲見紋子医療人育成センター長に同行していただきました。また現地では、昨年の創基80周年記念式典で講演していただいたフィンランド在住の久末智実先生と合流しました(写真1)。
タンペレ大学では、2018年に本学整形外科を訪問されたMarko Neva先生がホストになっていただきました。タンペレ大学のサージカル・エジュケーションセンターやメディカルセンターを見学し(写真2)、Faculty of Medicine and Health TechnologyのMETセミナーで 「Mesenchymal Stem Cell Therapy for Spinal Cord Injury」の講演をさせていただきました。多くの大学関係者に参集いただき、講演後は質問を浴びるように受けました・・。脊髄再生医療に対する関心の高さを感じた次第です(写真3)。
ヘルシンキ大学では、Johanna Arola医学部長、Pekka Puustinenパウロ財団理事長、Risto Renkonen教授への表敬訪問をしました(写真4、5)。まず学長として、これまでの本学の研究者の受け入れと、良い研修・研究をさせていただいていることへのお礼の言葉を述べさせていただきました。その後、長年にわたる両大学間交流の歴史や、現在の両大学における研究内容などについて意見交換をしました。早速、表敬訪問の翌日からは、整形外科学講座の江森誠人准教授がヘルシンキ大学における在外研究を開始しています。
フィンランドは風景も人々の気質も北海道と似ていて、どこかホッとする国です。「日本に最も近いヨーロッパ」であるフィンランドの大学との交流は、本学の国際交流活動の要として、今後もさらに発展させていきたいと考えています。
タンペレ大学では、2018年に本学整形外科を訪問されたMarko Neva先生がホストになっていただきました。タンペレ大学のサージカル・エジュケーションセンターやメディカルセンターを見学し(写真2)、Faculty of Medicine and Health TechnologyのMETセミナーで 「Mesenchymal Stem Cell Therapy for Spinal Cord Injury」の講演をさせていただきました。多くの大学関係者に参集いただき、講演後は質問を浴びるように受けました・・。脊髄再生医療に対する関心の高さを感じた次第です(写真3)。
ヘルシンキ大学では、Johanna Arola医学部長、Pekka Puustinenパウロ財団理事長、Risto Renkonen教授への表敬訪問をしました(写真4、5)。まず学長として、これまでの本学の研究者の受け入れと、良い研修・研究をさせていただいていることへのお礼の言葉を述べさせていただきました。その後、長年にわたる両大学間交流の歴史や、現在の両大学における研究内容などについて意見交換をしました。早速、表敬訪問の翌日からは、整形外科学講座の江森誠人准教授がヘルシンキ大学における在外研究を開始しています。
フィンランドは風景も人々の気質も北海道と似ていて、どこかホッとする国です。「日本に最も近いヨーロッパ」であるフィンランドの大学との交流は、本学の国際交流活動の要として、今後もさらに発展させていきたいと考えています。
2.渡邉教授と戸田講師が、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック帯同報告に来られました
ミラノ・コルティナ五輪で、日本選手団本部ドクターを務めた渡邉耕太教授(医学部スポーツ医学講座)と、JSC(日本スポーツ振興センター)の外部協力員としてミラノに派遣された戸田 創講師(保健医療学部理学療法学第二講座)が、2月26日、学長室に帰国報告に来られました(写真6)。
渡邉先生は、リヴィーニョ会場において主にスノーボード(ビッグエア、ハーフパイプ、スロープスタイルなど)やフリースタイルスキー(モーグル、スキークロスなど)を担当し、転倒による3名の重症患者の緊急搬送に関わったとのことです。戸田先生は、ミラノの選手村近くの「JSCサポート拠点」において、主としてスピードスケートやフィギュアスケート選手のコンディショニングに関与しました(写真7)。
渡邉先生からは、ミラノ・コルティナ五輪のマスコット、ティナのぬいぐるみ(大人気のため入手困難だそうです!)をお土産にいただきました(写真8)。ありがとうございます!
両先生のサポートもあり、日本人選手は史上最多となる24個のメダルを獲得するなど、予想を上回る大活躍を見せてくれましたね。お二人のスポーツ医科学における今後ますますのご活躍を期待しています。
渡邉先生は、リヴィーニョ会場において主にスノーボード(ビッグエア、ハーフパイプ、スロープスタイルなど)やフリースタイルスキー(モーグル、スキークロスなど)を担当し、転倒による3名の重症患者の緊急搬送に関わったとのことです。戸田先生は、ミラノの選手村近くの「JSCサポート拠点」において、主としてスピードスケートやフィギュアスケート選手のコンディショニングに関与しました(写真7)。
渡邉先生からは、ミラノ・コルティナ五輪のマスコット、ティナのぬいぐるみ(大人気のため入手困難だそうです!)をお土産にいただきました(写真8)。ありがとうございます!
両先生のサポートもあり、日本人選手は史上最多となる24個のメダルを獲得するなど、予想を上回る大活躍を見せてくれましたね。お二人のスポーツ医科学における今後ますますのご活躍を期待しています。
3.医学部5年の國寄さんが台湾中国医科薬科大学での研修を行いました
医学部5年の國寄 舞さんが、2025年12月14日から2026年1月11日まで、台湾台中市の中国医薬大学(China Medical University)で研修を行いました。中国医薬大学と本学は、2025年3月に交流協定を締結しており、今回の國寄さんが初めての学生派遣となりました。
2025年1月20日には、学長室に帰国の報告に来られました(写真9)。國寄さんは、中国医薬大学の内科と小児科で各2週間の研修を行い、臨床の見学や症例のディスカッションに参加し、非常に有意義な研修期間を過ごしたとのことです(写真10、11)。
今回の國寄さんの派遣を契機として、中国医薬大学と本学の学生・研究者の交流が今後活発になることを期待しています。
2025年1月20日には、学長室に帰国の報告に来られました(写真9)。國寄さんは、中国医薬大学の内科と小児科で各2週間の研修を行い、臨床の見学や症例のディスカッションに参加し、非常に有意義な研修期間を過ごしたとのことです(写真10、11)。
今回の國寄さんの派遣を契機として、中国医薬大学と本学の学生・研究者の交流が今後活発になることを期待しています。
4.本学附属病院職員が小樽商科大学の「病院経営特論」プログラムを受講しました
小樽商科大学では、病院経営においてリーダーシップを発揮できる人材育成を目的とした、北海道病院経営アドミニストレーター育成拠点(HUHMA、通称ヒューマ)事業を展開しています。
この度、HUHMA事業の一環として、「病院経営アドミニストレーター育成プログラム 病院経営特論」が開講され、本学の病院職員8名が参加しました。2025年10月から2026年1月までの間に、小樽商大ビジネススクール講師および専門家による計8回の講義が行われました。本学からの参加者は、小林 亮さん(検査部・係長)、佐々木雄一さん(リハビリテーション部・副部長)、片野唆敏さん(リハビリテーション部・主任技師)、黒川 翔さん(リハビリテーション部・理療専門員)、小沢淑子さん(看護部・看護師長)、渡邊智裕さん(改革推進課・主任)、村井良精さん(検査部・係長)、吉田絢子さん(看護部・副看護師長)です。
2月20日には、受講者8名のうち6名の方々に学長室に表敬訪問に来ていただきました(写真12、13)。受講者の皆さんには、受講の経験を活かして本学附属病院の経営改善はもとより、大学全体の活性化においても原動力となっていただくことを期待しております。
この度、HUHMA事業の一環として、「病院経営アドミニストレーター育成プログラム 病院経営特論」が開講され、本学の病院職員8名が参加しました。2025年10月から2026年1月までの間に、小樽商大ビジネススクール講師および専門家による計8回の講義が行われました。本学からの参加者は、小林 亮さん(検査部・係長)、佐々木雄一さん(リハビリテーション部・副部長)、片野唆敏さん(リハビリテーション部・主任技師)、黒川 翔さん(リハビリテーション部・理療専門員)、小沢淑子さん(看護部・看護師長)、渡邊智裕さん(改革推進課・主任)、村井良精さん(検査部・係長)、吉田絢子さん(看護部・副看護師長)です。
2月20日には、受講者8名のうち6名の方々に学長室に表敬訪問に来ていただきました(写真12、13)。受講者の皆さんには、受講の経験を活かして本学附属病院の経営改善はもとより、大学全体の活性化においても原動力となっていただくことを期待しております。
おわりに
今回のミラノ・コルティナ五輪を通して、冬季スポーツの素晴らしさと日本選手の世界トップレベルの実力が、広く社会に再認識されたと思います。本学としても、「北海道スポーツ医科学コンソーシアム」や「スポーツ医学講座」の活動を通して、冬季スポーツ選手の医学サポート、そして次世代の日本代表選手の育成に向けた取り組みに協力していきたいと思います。
現在、冬季パラリンピックの熱戦が繰り広げられていますが、パラスポーツに関しても、この分野に造詣の深い医学部リハビリテーション医学講座の梅本安則教授を中心として、今後本学としても医学サポートに積極的に関与していきたいと考えています。
さて、3月は異動の季節です。退職される教職員・医療職員の皆様には、長年にわたる本学へのご貢献に心より感謝申し上げます。また、異動される皆さんにおかれましては、本学におけるご経験を活かして、新たな施設・職場においてもますますご活躍されることをお祈り申し上げます。
現在、冬季パラリンピックの熱戦が繰り広げられていますが、パラスポーツに関しても、この分野に造詣の深い医学部リハビリテーション医学講座の梅本安則教授を中心として、今後本学としても医学サポートに積極的に関与していきたいと考えています。
さて、3月は異動の季節です。退職される教職員・医療職員の皆様には、長年にわたる本学へのご貢献に心より感謝申し上げます。また、異動される皆さんにおかれましては、本学におけるご経験を活かして、新たな施設・職場においてもますますご活躍されることをお祈り申し上げます。












