理事長・学長室から2023

10令和5年1月16日発行

はじめに

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
昨年末に本学新キャンパスが完成し、今年はまさに「新生札幌医科大学・元年」です。心も新たに未来に向かって前進してまいりましょう!

「理事長・学長室から2023、第10号」をお届けいたします。

1. 新キャンパス完成を記念して、新たなデザインの大学ネクタイを作製

新キャンパス完成を記念して、この度、大学ネクタイのデザインを一新しました。紺色とえんじ色のストライプ柄2種で、Sapporo Medical Universityという刺繍が入っています(写真1)。すっきりとしたデザインで、どのようなジャケットにも合わせやすい色柄となっています。来月中には、購入方法等についてメール、HPなどでお知らせする予定です。University Identity(UI)の一環としても活用できると思います。多くの皆様にご購入いただければ幸いです。

2. キルギス共和国、International Higher School of Medicine(IHSM)の学長らが来学

2023年1月10日、中央アジア、キルギス共和国のInternational Higher School of Medicine (IHSM)のStalbek Akhunbaev学長ならびに2名の副学長が本学を訪問されました(写真2)。IHSMは2003年設立のキルギス共和国の医科大学で、主に国外からの学生を受け入れており、英語で教育が行われています。研究面では、geneticsやoncologyに力を入れているとのことです。今後の大学間の学生や研究者の交流の可能性についてご提案を頂きました。

会談の最後にキルギスの民族衣装を贈呈いただき、早速着用させていただいたところ、「キルギス人みたいだ!」とのお言葉をいただきました・・(写真3)。ちなみに、この衣装を纏うことは「勇者」の証だそうですよ!

3. 前日本医師会会長の中川俊男先生に理事長顧問を委嘱

昨年まで日本医師会会長を務められた中川俊男先生に、本学理事長顧問への就任をご承諾いただき、2022年12月19日に委嘱書交付式を開催しました(写真4,5)。中川先生は、日本医師会の副会長時代を含めると16年間にわたり、わが国における医療・医学の中枢において活躍されてきました。そのご経験をもとに、本学の運営はもとより、厚生労働省等の行政機関、学術関連機関、医師会等との連携に関してもご助言・ご指導を頂けるものと存じます。中川先生は、本学医学部1977年卒業の大先輩であり、「母校の発展・活性化のため一肌脱ごう」、という誠に心強いお言葉をいただいております。何卒よろしくお願いいたします。

おわりに

コロナのパンデミックが始まって、もう丸3年が経ちました。依然として収束する気配はありませんが、「ゼロコロナ」と「ウィズコロナ」のどちらの戦略が優っていたかは、中国と欧米の状況を見ると明白ですよね。われわれも、今後いかにしてコロナウイルスと対峙し付き合っていくかを考えるとともに、この3年間に失ったものを取り戻して余りある活動を展開していきたいものです。

2023年が皆さんそして札幌医科大学にとって実り多い年になることを願っています。