栄養管理センター

概要

目次

1.栄養管理センター概要
2.トピックス
3.栄養ケアマネジメント(入院~退院までの栄養管理体制)
4.栄養指導
5.NST(栄養サポートチーム)
6.食事提供
7.教育・研究
8.主な業績・活動

1.栄養管理センター概要

 栄養管理センターは「患者ニーズに応じた食事内容の充実、病態に応じたチーム医療の実践と活発なNST活動、個々の生活習慣に配慮した実践可能な栄養指導」を目標とし、スタッフ一丸となって業務に取り組んでいます。

<スタッフ紹介>

職 名 スタッフ名
栄養管理センター長 札幌医科大学産婦人科学講座 教授 齋藤 豪
   副センター長 山口 裕司
     栄養係長 荒川 朋子
     専門員 茅原 悦子・白石 沙耶可
     管理栄養士(常勤) 仲 詩織・石原 悦菜・久富 亮佑
     管理栄養士(非常勤) 戸ノ﨑 琴子・髙瀨 彩・赤塚 春香

2.トピックス

★トピックス1
 <南棟地下1階から西棟1階へ一部移転し、栄養指導室が中央棟1室から2室に増えました>
〇給食部門はこれまでの南棟で業務を継続します。


西棟 栄養指導室の案内図
★トピックス2
 <黒千石大豆とポークのトマトスープ(レトルト)好評発売中!>
〇ベル食品主催の健康減塩レトルト食品レシピコンテストにおいて、大賞を受賞し商品化され、2018年2月に発売されました。
〇トマト、玉ねぎ、にんじんを煮込んだまろやかなスープに、食感の良い黒千石大豆とポークを入れたトマトスープです。
〇販売価格:390円(税別)
〇販売先 :札幌医科大学付属病院内ファミリーマート・ベル食品オンラインショップ・全道イトーヨーカドー・札幌駅四季彩館キヨスクなど

黒千石大豆とポークのトマトスープ
黒千石大豆とポークのトマトスープ

3.栄養ケアマネジメント(入院~退院までの栄養管理体制)

栄養管理フロー
2018年7月現在

栄養ケアマネジメント
栄養評価
当院では、患者の栄養状態を把握するために、栄養評価法のSGA(主観的包括的評価)を用いて、入院患者に対し、栄養評価を入院時または入院中に実施しています。

SGA評価表
栄養管理計画書
 適切な栄養評価を行い、栄養状態を維持・改善するための方策を講じることが医療の基本であるため、当院では、作成条件の下、栄養管理計画書を作成しています。
栄養管理計画書
・栄養管理計画には、栄養補給に関する事項(栄養補給量、補給方法、特別食の有無等)、栄養食事相談に関する事項(入院時栄養食事指導、退院時の指導の計画等)、その他栄養管理上の課題に関する事項が記載されています。
・浮腫や腹水がある場合は、管理栄養士がベッドサイドへ訪問し、身体計測を実施します。
・栄養管理計画書は入院中、定期的に見直し(再評価)を行います。

特別な栄養管理が必要な場合
上記の栄養管理フローにおいて、特別な栄養管理の必要があると判断された場合、栄養管理計画書に基づき、以下の栄養介入を検討しています。
  
  ◎NST(栄養サポートチーム)介入
  ◎栄養指導(相談)の実施
  ◎特別食の提供

4.栄養指導

個別栄養指導
入院・外来患者さんを対象に、医師の依頼により、栄養指導を実施しています。管理栄養士が食事療法の必要性や具体的な方法を、患者さん一人一人のライフスタイルに合わせて具体的にお話しします。
継続して受けていただくことで、食事療法の効果を確認していきます。

個別栄養指導
個別栄養指導
 
実施日  月曜日~金曜日(入院・外来ともに予約制)
場所  外来棟2階「栄養指導室」
 西棟 1階「栄養指導室」
指導疾患 糖尿病、高血圧症、脂質異常症、腎臓病、肝臓病、
膵臓病、痛風、高度肥満症、貧血、胃潰瘍、
クローン病、潰瘍性大腸炎、小児アレルギー、
がん、低栄養、摂食嚥下障害 など

 ※栄養指導は指導室の他、ベッドサイドでも積極的に行っています。
栄養指導は当院受診の方を対象にしています。ご希望の方はスタッフにお申し出ください。

集団栄養指導
 糖尿病教室
 糖尿病教室の方を実施しています。(当院受診の方)
・減塩教室
 高血圧・心臓病・腎臓病などの減塩が必要な方を対象に実施しています。(当院受診の方)
・母親教室
 妊婦さんを対象に実施しています。初めての方はもちろん、経産婦の方もご参加いただけます。
(当院受診の方)
糖尿病透析予防指導
平成26年6月から糖尿病腎症第2期以上の患者を対象に、専任医師、看護師、管理栄養士からなる透析予防診療チームが連携し、指導管理を行っています。
糖尿病教室
糖尿病教室
減塩教室
減塩教室
母親教室
母親教室
栄養指導実績
  栄養管理は治療の一環であり、その必要性が高まっているため、年々栄養指導件数は増加しています。
 平成28年度の診療報酬の改定により、がん・低栄養・摂食嚥下障害が算定要件に追加になったため、
 指導件数だけでなく、指導食種も多様化しています。
栄養指導件数の推移
平成29年度栄養指導食種内訳
栄養・食生活だより
患者さん向けの広報誌を発行しています。食生活のポイントや、簡単なレシピを掲載しています。
 作成次第、更新していきます。

5.NST(栄養サポートチーム)

平成30年度スローガン
平成30年度スローガン
NSTとは?

 Nutrition Support Team(栄養サポートチーム)の略語です。入院患者様に最良の栄養療法を提供するため、栄養療法の専門知識を持った医師・歯科医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・歯科衛生士などが、職種の壁を越えて患者さんの栄養管理をサポートします。

NSTの役割
  当院では、入院患者さんの栄養状態を評価し、個々の病態に応じた栄養療法を提供するためNSTによるチーム医療を推進しています。
 適切な栄養療法は、栄養状態の改善や治療効果の向上、合併症の予防、死亡率の低下、QOL(生活の質)の向上、在院日数の短縮、医療費の削減などに繋がります。
NSTカンファレンス
NSTカンファレンス
病棟カンファレンス
病棟カンファレンス
歯科医師との連携
歯科医師との連携
 当院は、平成26年8月から栄養サポートチーム加算を、平成28年6月から歯科医師連携加算の算定取得を開始しました。


NSTメンバー

・(専従)管理栄養士   1名       ・管理栄養士   2名
・(専任)医師      5名       ・歯科医師    1名
・(専任)看護師     7名       ・臨床検査技士  3名
・(専任)薬剤師     2名       ・理学療法士   3名
                      ・言語聴覚士   1名
                      ・歯科衛生士   1名

 

NST介入実績
NST回診件数実績
過去5年間のNST回診件数実績
NST専門療法士とは
日本静脈経腸栄養学会が認定する資格で、静脈栄養・経腸栄養を用いた臨床栄養学に関する優れた知識と技能を有している栄養のスペシャリストのことです。
当院のNST専門療法士認定資格取得状況(2018年8月現在)
 ・管理栄養士  3名           ・臨床検査技士   1名
 ・看護師    3名           ・歯科衛生士    1名
 ・薬剤師    3名
外部見学の受け入れ
  当院NSTではNST回診及びカンファレンス見学の受け入れを随時行っています。
  下記までお問い合わせ、お申し込みください。

 

回診+カンファレンス見学

カンファレンスのみ見学

曜日

水曜日または金曜日

水曜日または金曜日

時間

13:0016:00

13:0014:00

受け入れ人数

3/

10/

料金

無料

無料

その他のNST活動
臨床栄養セミナー
臨床栄養セミナー(院内外問わず参加可能)
臨床栄養ニュース
臨床栄養ニュース
臨床栄養ニュース

6.食事提供

概要
 「安全で安心しておいしく食べられる食事を提供すること」を理念として、管理栄養士が献立を作成し適温で患者さんに提供しています。
 医師の指示に基づき、食事療法が必要な患者さんには、特別食を提供しています。
食事の安全性
  平成30年度から日清医療食品(株)北海道支店に給食運営業務を全面委託しています。
 「大量調理施設衛生管理マニュアル」に基づき、食材料や調理器具の洗浄と保管、温度管理、時間管理等を確認し、記録しています。
  定期的に委託従業員に対して講習会を開催し、安全管理と衛生管理に努めています。
講習会の風景
講 習 会
温度管理
温 度 管 理
食事提供の時間

区分 朝食 昼食 夕食
時間 8:00 12:00 18:00
実績(平成29年度)
 【提供食数】
提供食数
特別食内訳
 【嗜好調査】
       《食事のおいしさ》                  《メニューの豊富さ》
嗜好調査の結果
提供食事
 一般食
  特別な栄養成分の制限のない方に提供するお食事です。
一般常食、常食2100、一般全粥食、7分粥食、5分粥食、3分粥食、流動食、高蛋白流動食、
嚥下訓練食、嚥下調整食、妊婦食、産後食、離乳食、幼児食、小児食、学齢児食、RI食、
加熱食(A・B)、簡易食(パン・流動・粥・軟飯)、周術食、低ヨード食(低ヨード・低ヨード無廃棄)、
アレルギー食(肉・卵・乳・卵乳・青魚・小麦・大豆・貝甲殻類・種実類)、食欲回復食、
低炭水化物食、無菌食(小児科)、個別対応食(NST)

特別食
 疾患治療のため、医師の発行する約束食事箋に基づいて提供する食事です。

糖尿病食、高度肥満症食、肥満症食、脂質異常症食、心臓食、腎臓食、肝臓食、膵炎食、
貧血食、妊娠高血圧症食、易消化食、クローン食、注腸検査食、濃厚流動食

個別対応
 一人ひとりにあわせた、食事内容や食形態を対応しています。

選択食
 一般食提供患者を対象に、週3回、朝食と夕食を2種類のメニューから選べる、選択メニューを提供しています。
 
ミートソースパスタ
選 択 食 A
照り焼き
選 択 食 B
行事食
 お正月やクリスマスなどの行事のほか、開学記念日やお花見など、季節を感じてもらえる行事食を提供しています。
開学記念日
開学記念日
お花見
お花見
ワールドカップ(ロシア)
ワールドカップ

出産祝い膳
 出産したお母さんに、赤ちゃんの誕生のお祝いとねぎらいの気持ちを込めて、お祝い膳を提供しています。医師の指示がある方は、治療上提供できない場合もありますのでご了承ください。
赤ちゃんとの忙しい生活が始まる前に、ゆったりした一時をすごしてもらい、出産が大切な思い出となるよう、心を込めてご用意しています。

お祝い膳
献立

7.教育・研究

 ・栄養管理センターでは、院内職員を対象に臨床栄養セミナーを開催していますが、院外の医療従事者や一般の方の聴講も受け入れています。
・また、院外メディカルスタッフや栄養士養成施設の学生を対象とした実習を開始しています。


〈臨床栄養セミナー〉2017年度実績
2017年度臨床栄養セミナー
 〈NST専門療法士実地修練〉2017年6月開催
2017年度NST実地修練
 〈札幌医科大学保健医療学部〉
対象 講義内容
作業療法学科・学生 ① 大学病院におけるチーム医療の実際
② 大学病院における栄養指導の実際
③ 大学病院における食事提供の実際
④ 病態別栄養管理の実際
看護学科・学生  栄養部門が担う役割および看護部門との連携の実際

 〈その他〉
実施日 項 目 内 容
2017.11.30 がん相談サロン勉強会 がんと栄養のはなし~治療中の食事とヒント~
2018.8.2 栄養ワンダー2018 エネルギーを整える食生活の基本


・栄養管理センターでは、学会や研修会に参加し、研鑽に励んでおります。また、栄養や食の専門家として関連学会や研修会等において日常業務の成果を報告、発表しています。
所属学会、取得資格

8.主な業績・活動(2017年度)

 〈受賞〉2018年8月現在
受賞
 〈著書・論文〉
 〇総説
書籍名 月刊ナーシング「何を・いつから・どこから入れるの?をスッキリ解決 栄養療法のこれがベスト・セレクト」
発行 株式会社学研メディカル秀潤社
掲載日 2017.3.1
担当 荒川朋子
取材内容 褥瘡(リスク)のある患者~創傷治癒を促進する栄養療養の実際~
 〈学会発表〉
 〇筆頭演者
学会発表一覧
 〈支部会・研究会〉
 〇筆頭演者
支部会 学会発表

お問い合わせ

札幌医科大学附属病院 栄養管理センター

  • 電話番号:011-611-2111(内線31530,51530,31560)