多項目迅速ウイルスPCR法によるウイルス感染症の早期診断
1 概要
造血幹細胞移植(骨髄移植,末梢血幹細胞移植,臍帯血移植)を受けた患者さんは,強力な免疫抑制状態におかれますので,様々な感染症に対してリスクが高いことが知られています。感染症の中でウイルス感染症は種類が多いことや,検査方法も複雑で,検査会社に提出後数日間の時間を要することが問題になっています。本検査は,わずかな検体(血液,体液)を用いて,短時間で13種類のウイルス(HSV-1,HSV-2,VZV,EBV,CMV,HSV-6,HSV-7,HSV-8,BKV,JCV,HBV,ADV,Parvo-B19)を同時に検出することが可能です。
2 適応症
同種および自己造血幹細胞移植後において,ウイルス感染症が疑われる患者
3 算定開始年月日
令和6年3月1日
4 先進医療に係る費用について
1回 35,200円
お問い合わせ
札幌医科大学附属病院 血液内科
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