臨床精神・脳機能学(前期・後期)

教育研究領域紹介

統合失調症や気分障害などの精神疾患の病態は、いまだ十分に解明されていません。そのため、精神疾患を真に客観的に診断できる検査法や、根治する治療法が存在しないことが精神医学の根本的な問題になっています。
当研究室では、精神疾患の病態解明や効果的な治療法、特に精神疾患のリハビリテーション開発に少しでも寄与できるように、臨床実践に近い形で研究を進めています。また、精神科診療および研究に関連する幅広い学習を通し、精神科リハビリテーションだけではなく、精神医療全体を見渡して活躍できる医療者を輩出することを目指します。

教員紹介

研究テーマ

・精神科リエゾンにおけるリハビリテーションスタッフの役割
・慢性疼痛のバイオマーカーと作業療法の開発
・難治性うつ病の新規治療法とリハビリテーションの開発