第4学年 医療人として自ら考え、学び、成長する

これまで身につけた知識と技能を総動員し、問題解決能力、臨床力を磨く

授業の様子1
授業の様子2
第4学年は、翌年から本格的に始まる臨床医学実習を前に、徹底的に臨床力を磨きます。医療現場ではさまざまな事態が発生します。どのような状況においても冷静で的確な判断を下せる医師になるため、この1年は密度の濃い学びが必要となります。
授業の様子3
前半では、PBL(Problem Based Learning)チュートリアルが取り入れられます。これは学生が少人数のグループに分かれ、モデル症例について議論や調査を重ね、解決策を模索するものです。これまで修得した基礎力を応用しながら、臨床力を身につけます。後期では臨床実習に必要なStudent Doctorの資格を得るため、CBT(Computer Based Testing)で知識の確認を、Pre-CC OSCE(Pre-Clinical Clerkship Objective Structured Clinical Examination)で技能の確認を行います。その後に、臨床実習の実践的な準備を行うスタートアッププログラムが用意されています。

カリキュラム

教養教育科目

  • 外国語 : 医学英語4

専門教育科目

  • 基本的事項 : 医学概論・医療総論4、地域医療合同セミナー4、PBLチュートリアル、応用医療情報科学、医療統計学2
  • 臨床医学系 : 精神医学、IVR・放射線治療、医療薬学、統合医療学、総合診療入門、臨床検査医学、リハビリテーション医学、臨床疫学、緩和医療学、症候診断学、麻酔科学、形成外科学、救急災害医学、集中治療医学、眼科学、臨床入門
  • 社会医学系 : 医療安全管理学、法医学・医事法、国際医療
  • 臨床医学実習 : 臨床実習(第4学年)