第6学年 自ら進む道を選び、切り拓く最終学年

臨床能力をさらに高めるために、苦手な分野や興味のある分野を選択し、臨床実習に臨む

授業の様子1
授業の様子2
最終学年である第6学年は、これまでローテーションした全科のなかから5科を選択し、臨床実習を行います。苦手分野を克服したり、興味のある分野をさらに追求するなど、自らその道を選んで将来につなげます。診療科では引き続き医療チームの一員として診療技術、識別診断の考え方、治療方針の立て方、患者さんとの接し方などを学びます。
授業の様子3
また、臨床実習の総仕上げとして実技試験であるPost-CC OSCE※が行われ、これまでの学びを通して適切な医療行為を行う能力が身についているかを確かめます。この実技試験では、模擬患者へのヒアリングによって診断を行い、検査、投薬、入院などの判断を下すほか、診療録の記載、症例プレゼンテーションなどすべてが試験課題となります。秋には卒業試験、2月には医師国家試験が実施され、いよいよ卒業を迎えます。

Post-CC OSCEとは

(Post Clinical Clerkship Objective Structured Clinical Examination)
第5、6学年のクリニカル・クラークシップで習得した基本的な臨床能力(医療面接、身体診察、臨床推論、症例提示)が問われる試験。卒業要件の一部となっています。

カリキュラム

専門教育科目

  • 臨床医学実習 : 臨床実習(第6学年)、総合講義2