臨床実習 基本的診療能力と技術を身につける
近年の医療の高度化・複雑化によって、医師が修得すべき知識・技能が増加していることや、高齢化・疾病構造の変化・医師患者関係の変化等に伴い、患者や他の医療者とのコミュニケーション等を含むプロフェッショナリズム教育の重要性が増していることなどから、医学生が実際の診療に「参加」し、卒前・卒後の医師養成を、医療現場を中心として一貫して行う必要性が認識されてきていることを受けて、第4学年後期から第6学年まで一貫した「臨床実習」を行います。
一貫した「臨床実習」では、医師として基本的な臨床能力を確実に習得しながら、前半(第4学年~第5学年)、後半(第5学年~第6学年)それぞれ、8つのユニットと4診療科の選択実習を行い、知識・技能・態度のステップアップをはかります。なお、第6学年では、4週間、「地域包括型診療参加臨床実習」として、地域に出向いた臨床実習を行い、北海道の地域特性を踏まえた実地修練を行います。
一貫した「臨床実習」では、医師として基本的な臨床能力を確実に習得しながら、前半(第4学年~第5学年)、後半(第5学年~第6学年)それぞれ、8つのユニットと4診療科の選択実習を行い、知識・技能・態度のステップアップをはかります。なお、第6学年では、4週間、「地域包括型診療参加臨床実習」として、地域に出向いた臨床実習を行い、北海道の地域特性を踏まえた実地修練を行います。
第4学年~第6学年(必修実習)
診療科等を16のユニットに分け(ユニット制)、全学生が全てのユニットを各4週間でローテートします。第6学年では1ユニットとして地域包括型診療参加臨床実習を実施します。前半及び後半のユニット終了後にはそれぞれ選択実習期間を設け、各個人の進みたい分野等を選択します。
[前半(第4学年後期~第5学年前期)]
[後半(第5学年後期~第6学年前期)]
全国先進モデル「地域包括型診療参加臨床実習」~文部科学省選定~
地域包括型診療参加臨床実習では、22の地域基幹病院に4週間滞在し、医療チームの一員として診療業務を分担します。初期臨床研修医により近づいた内容の実習を行うことで、臨床現場に即した基本的診療能力(臨床推論・対応能力)を養うことができます。