臨床実習 基本的診療能力と技術を身につける

第4学年後期に開始する「臨床実習スタートアッププログラム」において、基本的な診療能力を確実に習得し、5年次の臨床実習に備えます。
第5学年の「必修実習」では、11のユニットを全学生が各4週間でローテートします。各ユニットの特徴を学びながら幅広い知識と基本的な技術を習得します。第6学年「必修選択実習」では、将来進みたい方向に必要と思われる5講座等を選択し、5年次に身につけた知識と技術を更に深めながら、医療チームの一員として診療に参加していきます。

第4学年(必修実習)

授業の様子1
内科系2科(各2週)、外科系2科(各2週)の合計8週間、学生はローテーションで実習を行います。
原則として、親科に配属となり、親科での実習を行いながら、「共通演習」にも参加します。親科では「共通演習」で学んだ知識をフィードバックすることで定着させます。

第5学年(必修実習)

診療科を11のユニットに分け(ユニット制)、全学生が全てのユニットを各4週間でローテートします。
第5学年診療科必修実習イメージ図

第6学年(必修選択実習)

1講座4週とし、第6学年では必修である地域包括型診療参加臨床実習を除き、4科分の各個人の進みたい分野を選択します。
授業の様子1
授業の様子2
講座一覧

全国先進モデル「地域包括型診療参加臨床実習」~文部科学省選定~

地域包括型診療参加臨床実習では、22の地域基幹病院に4週間滞在し、医療チームの一員として診療業務を分担します。初期臨床研修医により近づいた内容の実習を行うことで、臨床現場に即した基本的診療能力(臨床推論・対応能力)を養うことができます。
地域基幹病院の地図