受験生の皆様へ
説明会のご案内
<今年度開催を終了したもの>
パンフレット
科目等履修生・聴講生について
科目等履修生制度では、本学大学院生以外の方に、大学院で開講する授業科目(一部をのぞく)の履修を認め、一定以上の成績を修めた場合に本学大学院の単位を授与し、科目等履修生として修得した単位は、将来、本学大学院に入学された際に、原則として修了するための単位とすることができます(10単位まで)。
なお、聴講生制度では、聴講した授業に対する単位認定は行いません。
詳細は下記ページをご覧下さい。
長期履修制度
長期履修の申請に当たっては、事前に指導予定教員とよく相談してください。
1 申請資格
2 修業年限及び在学期間
- 博士課程前期 4年
- 博士課程後期 6年
3 申請時期
なお、入学後における申請は認めません。
4 授業料
なお、在学中に授業料改定が行われた場合には、新授業料が適用されます。
奨学金、授業料減免・分納制度
修了生のメッセージ
北海道文教大学 医療保健科学部看護学科 髙橋 洋介
在学中は、札幌市内の病院で勤務を続け、夜勤をしながら大学院での学びを深めました。本学は指導教員をはじめとする多くの方からサポートを受けることができ、看護学の探求や研究活動に取り組むことができる非常に恵まれた環境となっています。講義やゼミではディスカッションが中心となっており、考えや思いを整理し表現する能力を鍛えることができ、自身が臨床現場などで教育を行う際や学会発表などの場でその能力は大いに役立っています。また、先輩や後輩、同期といった学びを深め話し合うことができる仲間にも出会えたことで、今後の教育・研究活動への活力も得ることができました。
今後は、教育者・研究者として看護学に貢献することができるようさらに自身の学びを深めるとともに、博士課程後期への進学も検討しています。
是非、皆様も札幌医科大学の大学院への進学を検討してみてください。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門 身体情報研究グループ 坂本琳太郎
実際、私は大学院にて、研究活動に専念するだけでなく、札幌医科大学の広範な人的ネットワークを通じ、内部障害理学療法の基礎となる呼吸循環・代謝機能に関する専門的な知識や技能を身に着けることができました。さらに博士課程在籍中、研究活動のみならず、附属病院の非常勤理学療法士として、他の病院では経験する機会が少ない高度な症例を担当する臨床経験を積むことができました。このように札幌医科大学大学院では、研究と臨床の双方の視点を高いレベルで学ぶことができます。
大学院博士課程後期修了後、私は国立研究開発法人である産業技術総合研究所に研究員として入所しました。理学療法士は、臨床現場だけでなく、臨床に繋がる科学的知見を創出する研究者の立場として活躍する道もあります。札幌医科大学大学院では、研究と臨床の2つの活動を通じ、将来的なキャリア形成への様々な選択肢を得る事ができる有益な経験を積むことができるでしょう。是非、札幌医科大学大学院への進学を検討してみてはいかがでしょうか?
一視同仁会 札樽・すがた医院 田中 悠希
長期履修制度を利用し、勤務をしながらの大学院生活でしたので、講義、レポート提出、研究活動は決して楽にこなせるタスクではありませんでしたが、自分自身の研究に加え、ゼミの皆さんの研究に触れることで、研究の基本的構造の作り方、プレゼンのコツなど、大学院だからこそ得られる多くのスキルを身につけることができました。臨床現場中心の生活に戻った今、この3年間の経験は根拠に基づいたリハビリの提供、院内での研究活動はもちろん、症例報告に励んでいる後輩への指導にも活かすことができています。
私自身大学院に進学するまで、文献抄読や学会発表の経験も少なく不安もありましたが、先輩方や教授をはじめとする多くの先生方からの温かいご指導、そして何よりも疑問をそのままにせず探求する気持ちを抱き続けられたことで無事に修了することができたと感じています。
大学院への進学はハードルが高いと感じる方も多いと思いますが、探求心さえあれば一生モノの経験を重ねることができる時間になると思います。是非、本学大学院への進学を検討してみてはいかがでしょうか。
修了生に聞いた札幌医科大学 保健医療学研究科の魅力
研究科生のキャンパスライフ紹介
看護学専攻 看護学分野 博士課程前期(老年健康看護学領域) 館脇 誠佳
大学院でのゼミや講義について

老年健康看護学領域の院生は私一人だったため、研究領域に関するゼミや講義では院生同士でのディスカッションの機会が少なく、少し寂しさもありましたが、共通科目では他の院生とも交流があり、自分自身の知見を広げる機会になりました。
研究活動について

勤務先での業務の調整や職場からの配慮

理学療法学・作業療法学専攻 博士課程前期(理学療法学分野 神経・発達障害理学療法学領域) 小菅 凜
専門領域のゼミ

研究活動

研究活動と臨床活動の両立

Q & A
1.大学院の特徴、アピールポイントは何ですか?
2.働きながら大学院に行けるのか不安です。利用可能な制度はありますか?
3.願書を出す前にすべきことはありますか?
4.札幌医科大学以外の大学出身でも大学院に入学できますか?
5.博士課程前期を修了するためには、どのような要件が必要でしょうか?
① 在学期間が2年以上あること。
② 履修基準に基づく所定の授業科目について30単位以上を修得すること。
③ 必要な研究指導を受けた上、修士論文(看護学専攻専門看護師コースにおいては、特定の課題研究の成果をもって代えることができる。以下同じ)を所定の期日までに提出し、その審査及び最終試験に合格すること。
また条件を満たせば、早期修了も可能です。
博士課程前期に1年以上在学し、次の要件を満たす場合には、早期に修士論文を提出することができます。
① 主論文に関連した学位論文審査願提出時から過去3年以内の参考論文がレフリー付き全国誌レベルの関連雑誌に掲載済、もしくは掲載予定のものが2篇以上あること。(申請院生が第1著者である論文とする。)
② 22単位以上の単位を既に修得していること。
6.博士課程後期を修了するためには、どのような要件が必要でしょうか?
① 在学期間が3年以上あること。
② 履修基準に基づく所定の授業科目について10単位以上を修得すること。
③ 必要な研究指導を受けた上、博士論文を所定の期日までに提出し、その審査及び最終試験に合格すること。
④ 博士論文の提出は、下記の2つの要件のうち、いずれかを満たすものとする。
(ア) 博士論文審査を申請しようとする論文が刊行されている場合
- 審査申請者(以下「申請者」)を筆頭著者とし、査読制度のある日本学術会議学術研究団 体の刊行する学術誌、またはインパクトファクターを有する学術誌に掲載、あるいはアクセプトされた原著論文であること。
- 当該原著論文の別刷の提出をもって、審査申請論文(以下「申請論文」)とする。なお、別刷を提出できない場合は、当該学術誌の編集委員会等が発行する掲載証明書等を添付した投稿論文のコピーを提出する。
- 申請論文が共著の場合は、審査申請時に全共著者からの承諾書兼誓約書を提出する。
(イ) ア以外の場合
- 未発表の申請論文に加えて、申請者を筆頭著者とし、全国誌レベルの学術誌に掲載、あるいはアクセプトされた論文1篇を参考論文として提出する。
- 参考論文は、申請論文に合わせて別刷を提出する。別刷を提出できない場合は、学術誌の編集委員会等が発行する掲載証明書等を添付した投稿論文のコピーを提出する。
また以下の要件を満たせば早期修了も可能です。
博士課程後期に1年6カ月以上在学し、次の要件を満たす場合には、早期に博士論文を提出することができる。
① 主論文に関連した学位論文審査願提出時から過去5年以内の英文の参考論文がレフリー付き国 際誌レベルの関連雑誌に掲載済、もしくは掲載予定のものが2篇以上あること(申請院生が第1著者である論文とする)。
② 10単位以上の単位を既に修得していること。
7.オンライン講義のみで、課程博士の取得はできますか?
修士論文、博士論文作成の特別研究や指導教員の特論については適宜、オンラインでの授業、院生指導が可能となる場合がありますが、これも指導教員との相談次第(担当教員の裁量)となります。
それ以外の科目については、特に博士課程前期(修士)の場合は、大学に定期的に通うことができない場合、単位取得は難しい状況となります。