精神障害リハビリテーション学(前期・後期)
教育研究領域紹介
精神障害リハビリテーション学分野では、人々の精神的健康や精神の疾患および障害を持つ人の回復(リカバリー)、およびその支援について研究を行っています。精神的な問題が立ち現れる背景には、個人の神経学的または心理学的な特性のみならず、地域社会の理解や文化的背景も要因として存在します。そのため、包括的・多角的な視点からの多様な研究アプロ—チが欠かせません。本分野では、視線計測や脳酸素動態などによる認知神経学的な指標や各種心理・行動尺度を用いた量的研究の他、ご本人、関係者へのインタビューやフィールドワークによる質的データの分析、さらにはそれらを複合した研究(混合研究)を実施しています。
対象は、統合失調症・うつ病・自閉スペクトラム症・アルコール依存症・若年性認知症など、精神症状を持つ方々だけではなく、予防・未病の観点から症状が顕在化していない方も含まれます。院生は所属教員による指導はもちろんのこと、医学部神経精神医学講座との連携、国内有数の他大学院との研究交流を通して先端的かつ幅広い視点から学ぶことが可能です。修了した院生は大学の教育研究職や臨床の第一線で活躍しています。
対象は、統合失調症・うつ病・自閉スペクトラム症・アルコール依存症・若年性認知症など、精神症状を持つ方々だけではなく、予防・未病の観点から症状が顕在化していない方も含まれます。院生は所属教員による指導はもちろんのこと、医学部神経精神医学講座との連携、国内有数の他大学院との研究交流を通して先端的かつ幅広い視点から学ぶことが可能です。修了した院生は大学の教育研究職や臨床の第一線で活躍しています。
教員紹介
研究テーマ
- 精神障害リハビリテーションの有効性に関する研究
- 統合失調症患者のメタ認知の評価と認知機能リハビリテーションに関する研究
- 独居高齢者の抑うつ状態および認知機能低下の早期発見と介入に向けた研究
- 認知症に関わるスティグマに関連する要因の検討
- 地域在住高齢者における余暇活動の形態と抑うつ状態との関連
- 重度精神疾患患者における作業参加とリハビリテーションへの動機づけの関連
- 精神障害リハビリテーションの構成主義的考察 など
