感覚統合障害学(前期・後期)

教育研究領域紹介

ヒトは環境と上手く関わる経験を通じて成熟・発達していきます。そのためには、環境からの様々な感覚情報を適切に処理し、環境を把握し、環境に合わせた適切な行動を遂行することが必要となります。私たちのグループではこの感覚情報処理の脳内での処理メカニズムとその問題によって生じる行動上の特徴を、視覚刺激や聴覚刺激に対して素早く反応したり適切な情報を選択する反応時間課題、道具操作時の運動特性、姿勢保持を行いやすくする座面シートの開発等から明らかにしています。

教員紹介

研究テーマ

  1. 発達障害児の障害構造を明らかにするための評価方法の開発
  2. 反応時間課題を用いた注意機能の解析と生活行為との関連に関する研究
  3. 発達障害児の学習用具操作の未熟さを生じさせる機能特性の分析
  4. 描画・書字課題における新たな客観的評価指標の確立と不器用さの要因解明
  5. 脳性麻痺児に対する生活動作を円滑にする座面シートの開発

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