感染看護学(前期・後期)

教育研究領域紹介

感染管理・感染看護学は、感染症患者や易感染状態の患者を対象としたケアの質向上および病院や地域など多様な場での感染制御や感染管理システムに関する教育・研究を行なっています。博士課程前期では、エビデンスに基づいた看護実践や感染制御方法を探求します。博士課程後期では感染制御プログラムの構築やケアプログラムの開発に関する研究を行います。

教員紹介

研究テーマ

  1. 感染予防に関する研究
  2. 結核患者やその他の感染症患者の看護に関する研究
  3. 感染症に関わる倫理的課題に関する研究

研究業績

  1. 秋原志穂,藤村一美:結核病棟看護師の看護実践の特徴,大阪市立大学看護雑誌.13:11-19, 2017
  2. 金本純子,秋原志穂:糖尿病患者におけるシックデイの現状についての文献検討,大阪市立大学看護雑誌.13:41-48, 2017
  3. Utako Nishihara, Nozomi Tanabe, Takehiro Nakamura, Yuko Okada, Tetsuya Nishida, and Shiho Akihara:Periodontal Disease Care Program for Patients with Type 2 Diabetes: A Randomized Controlled Trial.Journal of General and Family Medicine18:(5) 249-257, 2017
  4. 秋原志穂,藤村一美:入院中の結核患者が抱く治療およびDOTSに対する認識,北海道科学大学研究紀要45:75-82,2018
  5. 秋原志穂,大野典子,牛島廣治:小児病棟における感染性胃腸炎の実態調査,北海道科学大学研究紀要45:67-74, 2018
  6. 丸谷望美,藤田寿一,今中基晴,秋原志穂:活動制限患者の手指衛生に対する看護師の認識と支援行動の実際,日本看護技術学会誌18:78-85, 2019
  7. 米澤洋美,秋原志穂:地方農村部シルバー人材センター会員の抱える現在と将来の心配事 性・年代別の比較,日本看護学会論文集:ヘルスプロモーション50:191-194, 2019

競争的資金

  • 平成30年度から令和2年度 日本学術振興会 科学研究費補助金基盤(C)
    • 隔離状況下にある結核患者のQOL評価および包括的ストレス緩和プログラムの開発 研究代表者
  • 平成30年度から令和2年度 日本学術振興会 科学研究費補助金基盤(C)
    • 退職後の団塊世代男性を対象とした介護予防の担い手養成プログラムの開発 研究分担者
  • 令和2年度から令和4年度 日本学術振興会 科学研究費補助金基盤(C)
    • 団塊世代男性を対象とした定年退職後の再就労の場における介護予防プログラム構築 研究分担者