中枢神経機能障害学(前期・後期)
教育研究領域紹介
脳卒中などの脳損傷によって生じる高次脳機能障害、および中枢性の運動機能障害や感覚機能障害は、ADL能力の向上を妨げる大きな要因となります。
当研究室では、こうした認知機能障害や身体機能障害の症状特性に関して学習することに加え、症状の機能回復のメカニズムについても学習し、より適切な評価方法や介入方法についての検討を行うことを目指します。
教員紹介
研究テーマ
- 半側空間無視症状に対する効果的な治療方法、および介入方法の開発
- 病巣対側の上下肢に対する認識の障害(片麻痺に対する病態失認,半側身体失認,運動無視,自己身体の半側無視)に関する症状理解および,治療介入法の検討
- 視覚性運動失調(ataxie optique)の発生機序に関する検討
- 健常者の方向性注意機能の特性分析
- 片麻痺上肢に対する機能訓練方法とその効果についての検討