理事長室だより　第2号　平成22年8月20日

　理事長室だより第2号をお届けします。

　今年は例年になく、暑い日が続いています。本学では、7月から9月までを省エネルギー月間として、夏場のエネルギー消費をできるだけ少なくする取組を進めておりますので、涼しい服装にするなど、皆さまの工夫で暑い夏を乗り切りましょう。

　ちょっと前の話になりますが、6月25日に、札幌プリンスホテルにおきまして、学内外の関係者約150名のご出席のもと、本学の開学60周年、創基65周年の記念式典並びに祝賀会を挙行いたしました。
　記念式典では、北海道大学の佐伯総長様、社団法人北海道医師会の長瀬会長様よりご祝辞を頂戴したほか、札幌医科大学医学部同窓会の鈴木会長様より募金事業による目録の贈呈などが行なわれました。
　引き続き開催した記念祝賀会においても、多くの同窓生、関係者の皆さまにご参加をいただき、盛大かつ和やかに開催することができました。
　学長としてこの式典に臨席できたことは非常に喜ばしいことですが、多くの方々の本学に寄せる期待を感じて、身の引き締まる思いがしたところです。
　今後とも本学は、建学の精神と理念に基づき、新たな時代に向け邁進して参りたいと考えておりますので、引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
　また、記念事業に係る募金事業にご賛同いただきました皆さまに対しましては、この場をお借りし、改めて厚くお礼申し上げます。

　今年も本学への進学を希望される受験生や保護者の皆様を対象に、医学部（8月3日）及び保健医療学部（8月4日、7日）でオープンキャンパスが開催されました。各日とも天候にも恵まれ、医学部で約230名、保健医療学部では2日間で500名を超える参加がありました。オープンキャンパスでは、オリエンテーションや模擬講義などのほか、医学部ではスポーツ医学や遠隔地医療・地域医療に関する取組の紹介、保健医療学部では実習、体験など本学の特色や魅力を伝えるプログラムが実施されました。
　受験生にとって、大学生活は、新たな扉の向こうにある未だ経験したことのない未知の世界で、期待もある反面、不安も多いはずです。
　オープンキャンパスは、大学生活の雰囲気の一端を体験でき、不安を解消できる絶好の機会です。今回、参加いただいた皆さんの真剣な表情を見ますと、明日の医療を担いたいとする強い意志を感じることができました。来年、多くの皆さんに本学を受験いただき、4月に再びお目にかかれることを、心から期待しています。
　また、暑い中オープンキャンパスの運営にご協力いただいた関係者及び学生の皆さん、大変ご苦労さまでした。

　学内は夏休み期間で学生の数もいつもより少なく、静かな感じもいたしますが、引き続き業務に当たられている職員をはじめ、学生の皆さんも夏バテなどなさらないよう十分お気を付けください。