札幌医科大学広報ポリシー

札幌医科大学は、北海道で唯一の公立医系総合大学として、地域に貢献する多くの医療人を育成するとともに、先進医学・保健医療学の研究や高度先進医療の提供、さらには地域への医師派遣等を通し、北海道の医療・保健・福祉の充実・発展に貢献し、最高レベルの教育・臨床、研究活動を実践しています。

これらの取組みや、業務運営・財務に関する情報を適切に発信し、大学としての社会的使命及び法人としての説明責任を果たすことは極めて重要であると考えます。
この認識に基づいて、より存在感のある大学として、本学の使命・魅力を積極的にアピールし、大学のブランド力の向上と大学活動、役割に関わる理解の深化を図るため、以下のとおり本学の広報の基本方針を定め、全学的な広報活動を展開します。
北海道公立大学法人 札幌医科大学
広報委員会

札幌医科大学広報ポリシー

札幌医科大学広報ポリシーの図

1.「大学のいま」を正確に分かりやすく伝える。

本学の教育、研究、臨床に関する取組や成果、学生の活躍、医師派遣をはじめとする地域貢献等の特色ある取組みをタイムリーに分かりやすく、かつ正確に情報発信する。

2.国際的な広報活動の推進

中期計画基本目標に位置付けられている「国際交流の推進、国際的医療・保健の発展に寄与する」ため、その取組・成果等について、積極的に情報発信を行うとともに、グローバル・ブランドの確立に努める。 

3.多種多様な広報手段の活用

公式ウェブサイト、SNSや動画コンテンツ等、様々な媒体に応じた広報ツールを活用し、各ステークホルダーのニーズに合わせた情報発信を行うとともに、民間企業や報道機関と連携・協力した効果的な広報活動を展開する。

4.危機管理広報対応

災害、重大事故などの緊急事態に際しては、道民の命と健康を守ることを最優先に、状況に応じて社会が必要とする情報を迅速かつ正確に提供することに努める。

5.広報にかかわる組織間の連携強化

大学広報は様々な分野に及ぶため、各広報部会、各所属における広報など、それぞれが積極的に広報活動を展開するとともに、全学的な情報の共有化と相互活用を推進する。また、組織間の広報活動における連携を強化するとともに、広報に携わる人材の育成に努める。

6.広報効果の検証

広報活動が効果的に行われているかを年度計画の実績において検証し、広報活動の実施計画などの見直しや改善に活かす。

7.広報意識の醸成

教職員それぞれの職務や活動が本学の広報につながることを理解し、自らの職務や活動の中から価値ある情報を発掘・発信していくことが、札幌医科大学のブランド力の向上や、大学活動・役割に係る理解の深化につながることを意識する。 

8.広報活動におけるルールの順守

 個人情報や著作権などの取扱いに留意し、法令及び本学の規則等を遵守する。

各ステークホルダーに向けた広報活動目標

札幌医科大学では、以下のステークホルダーごとに各部会で広報目標を掲げ、効果的な広報活動を実施する。

【一般広報部会】

道民と地域社会に向けて
 大学・法人の基本情報(理念、沿革と組織構成、財務情報、評価情報等)、本学の特色ある教育・研究・臨床の諸活動、社会貢献及び地域貢献、国際交流の取組みやその成果をわかりやすく情報発信する。

教職員に向けて
 学内において、本学の発信する情報の共有化を図り、広報に対する高い意識を醸成する。
 教職員の教育・臨床・研究活動に関する情報を各広報部会、各所属と連携しながら積極的かつ的確に広報する。

【学生広報部会】

高校生・受験生とその保護者、高等学校等に向けて
 本学のアドミッションポリシーに沿った能力や意欲、倫理観、態度を備えた学生を確保するため、入試情報はもとより、本学の教育・研究・臨床及び社会貢献活動の内容と特徴、進路・卒後のキャリアサポートの実績、学修環境やキャンパスライフの魅力を積極的かつ的確に広報する。

在学生とその保護者に向けて
 学生支援全般(ハラスメント等の相談や経済的支援を含む)や学修全般に関する情報、進路・就職及び卒後のキャリアプランなどの多様な情報について、広報誌、Web及びサイネージ等を活用し効果的かつ的確に広報する。

【病院広報部会】

患者とそのご家族、医療関係者(研修医含む)、医療機関に向けて
 患者さんへの医療サービス情報の提供、高度な診療や臨床研究の情報について、迅速かつ正確に提供し、一層の理解を深める。
 北海道の地域医療に貢献する病院として、医師派遣など地域における医療、保健の貢献について、積極的に広報し、地域住民の理解を深める。