札幌医科大学の『コミュニケーションマーク』を制定しました(広報委員会)
画像スライド集
北海道公立大学法人札幌医科大学では、新キャンパスの落成を節目に、昭和25(1950)年に開学した本学がその先に望む100周年(2050年)を目指して、「本学の将来像、目指すべき姿」を改めて問い直し、「新生札幌医科大学」としてのブランドメッセージを表現するツールの1つとして、新たに『コミュニケーションマーク』を制定しました。令和5(2023)年4月7日から順次、使用を開始いたしますので、お知らせします。
コミュニケーションマークは、従来のシンボルマークに代わるものとして制定するものではなく、「大学と附属病院で働く教員、看護職員、医療職員、事務職員、そして学生が積極的に身につけて、学内外で行うコミュニケーション活動を促進する」広報的な役割を担うマークとして位置づけ、学内外へ発信する媒体(名刺、白衣、WEBサイト、郵便物、各種グッズ等)に使用します。なお、昭和56(1981)年1月24日に制定して以来、多くの卒業生になじみ深く、親しまれているシンボルマークは、引き続き、式典や学位記など公式の機会で使用いたします。
コミュニケーションマークを通じて、学生及び教職員の一体感を醸成し、より多くのステークホルダーと多面的な接点をもち、新しい時代を生きる人々の健康と命を守る「ラストホープ」としての役割を果たすべく、職員一丸となって取り組んで参ります。
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札幌医科大学コミュニケーションマークの説明


1.コンセプト | 「世界に羽ばたく札医のつばさ」 北海道に生き、地域に貢献し、世界へ羽ばたく札幌医科大学。 札幌医科大学(Sapporo Medical University)の頭文字「S」を、世界、未来に向けて飛躍する「翼」や「プロペラの羽」に見立てたマークとしている。 広大な北海道でのドクターヘリやジェット機による急性期医療への貢献は、本学の象徴のひとつであり、羽のモチーフは、北海道の地域医療を第一線で担う本学の使命を表している。 羽の残像を感じさせるデザインは「躍動感」、異なる2色の羽の組み合わせは「伝統と未来」「地域とグローバル」「都市と自然」など、一見相反する価値を併せ持つ本校の独自性を表現している。 また、世代を超えた卒業生とのつながりや、社会の課題解決に向け様々な境界を越えて挑戦し、新しい価値の創出を目指す「ボーダーレス」な札幌医科大学の姿勢と意思を込めている。 |
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2.マークカラー | 羽のマークは、北海道の大空(スカイブルー)と豊かな自然 (グリーン)を調和させた「SMUブルー」と、北海道の大地(レッド)とシンボルマークカラーのえんじ色を基調とした「SMUレッド」の2つのメインカラーで構成している。 「SMUブルー」は、「医療人としての使命感」「若々しさや新しさ」「北海道で育まれた豊かな人間性・人柄」、「SMUレッド」は、「生命力」「人と人との絆」「札幌医科大学の伝統」を表現している。 |
札幌医科大学コミュニケーションマーク制作の経緯
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令和4年9月27~29日に実施した役職員等(広報委員会の委員8名)へのヒアリング内容を大学広報プロジェクトタスクフォースと大学広報スチューデントアンバサダーの各自で確認し、事前課題やアイディア創発ワークショップを実施。

ワークショップを通じてビジュアル化された6つのデザイン候補は、大学広報プロジェクトタスクフォースと大学広報スチューデントアンバサダーにおいて、候補作品の順位付けや込める想い等を整理。

広報委員会(令和4年12月15日開催)では、大学広報プロジェクトタスクフォースと大学広報スチューデントアンバサダーの代表から6つのデザイン候補に対するプレゼンテーションを行い、学内投票に向けた4つのデザイン候補を決定。

札幌医科大学と附属病院に所属する全ての職員、学生を対象に4つのデザイン候補に対する学内投票を実施(投票総数:415票)。広報委員会(令和5年1月26日開催)の最終審査において、商標等の侵害調査の結果を踏まえ、学内投票で最も投票数の多かったマークに決定。