学科長あいさつ

看護は人々の生命と健康を守り、生活を支える活動です。看護学は看護に携わる専門職の基盤となる学問であり、社会の変化と共に新たな知が重なる発展的な学問です。本学科で学んだ卒業生は、看護の実践者、教育者、研究者として活躍しています。

本学科の特徴として、1学年50名の少人数教育体制があります。皆さんは仲間と切磋琢磨しながら、対人関係力を日常的に育むことができます。また、教育研究棟に隣接する附属病院看護部と連携した教育活動が多数あり、研鑽を重ねている専門職から学ぶことができます。そして本学には専攻科助産学専攻、公衆衛生看護学専攻、大学院保健医療学研究科（博士課程前期論文コース/専門看護師コース、博士課程後期）が設置されており、卒業後のキャリアデザインを考え、専門性を探求して学際的に学ぶ機会があります。

大学キャンパスのある札幌市・北海道でも、日本が、世界が直面している少子高齢化、貧困・格差、自然災害など、今日の生命と健康、地域特性に関わる生活の課題があり、看護の視点から新たな知の開発と実践が求められています。本学科は、皆さんが北海道、日本、そして世界の看護に貢献する実践者、教育者、研究者となれるよう努めて参ります。一緒に、この先の看護を創造していきましょう。