【大学共同声明】北海道発信『コロナウイルス感染症の感染爆発』を回避するために

2020年4月3日

釧路公立大学
公立千歳科学技術大学
公立はこだて未来大学
札幌医科大学
札幌市立大学
大学共同声明
北海道発信『コロナウイルス感染症の感染爆発』を回避するために



学生のみなさん

コロナウイルス感染症(COVID-19)が恐ろしい勢いで世界に広がっています。
その要因の1つとして、「無症状の人々が、自分の気づかないうちに感染を広めている」ことが指摘されており、それを実証する事例が急増しています。

北海道は、鈴木直道知事が一早く「緊急事態宣言」を発し、感染の第1波を最小限にとどめることができました。その一連の対応は「北海道モデル」とよばれています。

私たちは今、感染の第2波「感染爆発」を回避できるか否かの瀬戸際に立たされています。
感染の第2波を回避するために、学生のみなさんが、北海道モデルの若き実践者として自覚・責任をもって行動してくださることを強く期待します。


次の4点に留意しましょう。
 1.体調は大丈夫?
  軽い風邪症状(のどの痛みだけ、咳だけ、発熱だけなど)でも、登校や外出を控えてください。メールや電話で大学に連絡をください。

 2.「うつさない・うつされない」行動を
  • こまめな手洗いや手指消毒
  • 咳エチケット
  • 特に人との距離が近い場合には、自分から飛沫を飛ばさないためにマスクを着用
  • 共用品は消毒を
  • 換気は60~90分間に1回、10分間をめやすに

 3.3つの「密」を避けて
  換気の悪い密閉空間、人の集まる密集場所、近距離で会話する密接場面、を避けましょう。ライブハウスやカラオケ等はハイリスクです。

 4.旅行の自粛
  感染症危険情報を出している国や、感染拡大警戒地域への旅行は中止しましょう。そうした国・地域へ旅行した場合、2週間の自宅待機をお願いします。


大学は今、みなさんと一緒に安全に学びができる環境をつくりあげるために、開講時期変更、遠隔授業準備、構内衛生環境整備、学内行動指針策定を進めています。
学生・大学双方の努力でこの難局を乗り切り、新学期を迎えましょう。 

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情報発信元
  • 経営企画課