令和5年度北海道肝疾患医療従事者WEB研修会を開催しました【11月16日実施】

　北海道、北海道大学病院、旭川医科大学病院、札幌医科大学附属病院の共催で、令和5年度北海道肝疾患医療従事者WEB研修会（LIVE配信）を開催しました。本研修会は、厚生労働省の肝炎対策基本指針に基づき、肝疾患に係る地域の医療水準の向上を図るため、肝疾患専門医療機関及び地域の肝疾患医療従事者を対象として毎年開催しています。

 　LIVE配信当日は、北海道大学大学院医学研究院　内科学分野消化器内科学教室　教授　坂本　直哉　先生を座長に、各講師の先生方にご講演いただきました。
　最初に、札幌医科大学附属病院　肝疾患センター長　佐々木 茂 先生が「ウイルス性肝炎　対応の現状」と題して、B型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスの現在の治療法や治療目標、今後の課題について講演しました。
　次に、旭川医科大学病院　肝疾患相談支援室長　澤田　康司　先生が「脂肪肝　最近の話題」と題して、NAFLD/NASH診療ガイドラインに基づいた治療方法や検査内容、線維化が予後に関連することについて講演しました。
　最後に、北海道大学病院　肝疾患相談センター長　小川　浩司　先生が「免疫療法時代に突入した肝癌薬物療法」と題して、最新の治療方法や薬剤の選択基準、治療効果について講演しました。　

　肝疾患診療拠点病院では、今後も研修会を開催し、肝疾患診療に関わる医療従事者の皆様へ、肝疾患の最新情報や日々の業務に役立つ知識を発信して参ります。

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