国際医用画像総合展(ITEM)2024への出展　～令和3年度医療現場ニーズ発表会をきっかけとした製品開発～

　附属産学・地域連携センターでは、4月12日（金）～14日（日）にパシフィコ横浜で開催されたITEM2024において、有限会社北海化成工業所様が本学・北海道の共催事業「医療機器等関連産業参入研修会（旧名称：医療現場ニーズ発表会」を通じて開発された『高さ調節できる腹部用MRIコイルサポート台』を出展しました。
　国際医用画像総合展（ITEM）は、日本医学放射線学会総会、日本放射線技術学会総会学術大会、日本医学物理学会学術大会の3学会と同時に開催されている、日本最大の医用画像機器・周辺機器の総合展示会です。

　このたび出展した『高さ調節できる腹部用MRIコイルサポート台』は、本学放射線部のニーズを基にノーステック財団医療機関ニーズ対応型開発補助金による支援ならびに北海道立総合研究機構工業試験場の技術指導を受けて開発された製品であり、昨年5月に発売が開始されています。

　本展示会では、総計122もの国内外の医療機関・研究機関・医療機関ディーラー等の担当者にMRIコイルサポート台をPRするとともに、本学と共同研究を推進している企業との情報交換を図りました。

　本学産学・地域連携センターでは今後も道内企業等との連携を推進していきます。