札幌医科大学 創基80周年記念の一環として、「網走市地域医療講演会(第3回)」を開催しました

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札幌医科大学 医学部 感染制御・臨床検査医学講座の髙橋聡教授
札幌医科大学 医学部 感染制御・臨床検査医学講座の髙橋聡教授

講演テーマ「感染症を知り感染対策を身につける 〜不安・心配から解き放たれるために〜」

講演会の様子
講演会の様子
講演会の様子
講演会の様子
 令和7年9月20日(土)、網走市役所において「地域医療講演会(第3回)」が開催されました。
 本講演会は、地域に根ざした医療の発展と健康寿命の延伸に寄与することを目的として網走市に協力して実施したものであり、当日は医療関係者や近隣自治体職員、市議会議員を含む市民の皆様など、計84名の方々にご参加いただきました。

 第3回目となる今回は、本学医学部 感染制御・臨床検査医学講座の髙橋聡教授を講師に迎え、「感染症を知り感染対策を身につける 〜不安・心配から解き放たれるために〜」をテーマにご講演いただきました。
 講演では、飛沫・接触・空気・血液媒介といった感染経路の仕組みや代表的な感染症について解説があり、それぞれに応じた感染対策がわかりやすく紹介されました。特に、石けんを用いた正しい手洗いやアルコール消毒の方法など、日常生活に直結する実践的な内容は参加者の関心を集め、「石けんで手を洗うことの大切さを改めて実感できた」といった感想も寄せられました。
 さらに、麻疹や百日咳、ポリオなどの感染症については動画を交えて説明があり、予防接種の重要性についても具体的に取り上げられました。
 講演の締めくくりには、「正しい知識と対策を身につけることで、過度な不安や心配は不要となる」とのメッセージが示され、感染症に対する理解を深める機会となりました。
 また質疑応答では、日常生活で役立つ感染対策やワクチンに関する質問が数多く寄せられ、活発な意見交換が行われました。

 札幌医科大学は、今後も道内各地域の自治体と連携し、医療・健康に関する情報を広く発信しながら、地域社会への貢献に取り組んでまいります。
 なお、本講演会は、「札幌医科大学創基80周年事業」の一環として実施しました。

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情報発信元
  • 経営企画課企画広報係