2022年にパブリッシュされた保健医療学研究科臨床外科学の水口徹教授のチームによる論文が、学術出版社『Wiley』の2023年の「Top Viewed Article」に選出されました。

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保健医療学研究科臨床外科学 水口徹教授
保健医療学研究科臨床外科学 水口徹教授

2022年にパブリッシュされた保健医療学研究科臨床外科学の水口徹教授のチームによる論文が、学術出版社『Wiley』の2023年の「Top Viewed Article」に選出されました。

 Wileyは、1807年に設立されたアメリカの老舗学術出版社で、医学・看護のみならず科多岐にわたる科学分野で高品質な学術誌や書籍を刊行しています。

「Top Viewed Article」に認定された論文は、次の通りです。

・Nursing in Critical Careに掲載
論文タイトル:Clinical impact of rehabilitation and ICU diary on critically ill patients: A systematic review and meta-analysis
筆頭著者:看護学第一講座 石貫智弘助教、責任著者:看護学第一講座 水口徹教授



【今回の選出について】
 本論文は、同誌に掲載された論文の中で、2023年中に最も閲覧された論文の上位10%にランクインしました。同誌は看護系雑誌では17位(193雑誌中)でインパクトファクターは3.0です。
 また、今回、看護学専攻の大学院生、保健医療学部看護学科の学部学生らが本論文の作成に関与し、多くの臨床医ともチーム連携して本成果が成し遂げられています。
 本論文の共著者の熊坂香音さん(令和2年度卒業研究優秀賞)と小池里奈さんは2020年度のコロナ禍での卒業生で、当時は臨床現場で患者さんに寄り添う時間は確保しにくい環境でしたが、日々の患者さんの課題を解決すべく、チームで目指す救急医療の方向性を示せたことが本評価に繋がったと思います。
 これを糧に多職種連携における看護の担う役割を札幌医大から世界に発信できればと願います。

発行日:

情報発信元
  • 保健医療学部看護学科