本学において令和6年度助産師スキルアップセミナーを行いました【3月17日実施】

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実践報告 JCHO北海道病院 天野 舞子助産師
実践報告 JCHO北海道病院 天野 舞子助産師
実践報告 本学医学部精神神経医学講座 柏木 智則医師
実践報告 本学医学部精神神経医学講座 柏木 智則医師

 令和7年3月17日(月)、専攻科助産学専攻にて、「周産期におけるメンタルヘルス支援 精神科医療と看護職の連携」をテーマに助産師スキルアップセミナーを対面式で開催いたしました。定員20名としたところ、20名より申し込みをいただき、当日は19名の助産師、看護師の方が来学されました。
 実践報告は、「周産期事例の支援における連携の実際 精神科医療への橋渡し」をテーマに、JCHO北海道病院 副看護師長の天野舞子助産師、本学医学部神経精神医学講座 助教の柏木智則医師に登壇いただきました。周産期にメンタルヘルス不調を発症し、周産期医療から精神科医療につないだ事例について、天野助産師は、不調となった対象者が精神科受診を受け入れられるよう丁寧に働きかけたプロセスを、柏木医師は、精神科受診後の診断と治療、経過について、医学的知識のレクチャーも交えてご説明されました。
 続いて「周産期におけるメンタルヘルス支援」をテーマとしたワークショップでは、メンタルヘルス支援における障壁と対応について参加者が活発に意見交換をしていました。全体共有では柏木医師からのフィードバックを受け、熱心にメモを取る参加者の姿も見られました。
 参加者からは「講義、ワークショップともに大変勉強になりました。特に他施設の方と話し合いができたワークショップはとても面白かったです。」「精神科に紹介する方法が明確になって良かったです。大変勉強になりました。」などの感想がよせられました。 

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情報発信元
  • 専攻科助産学専攻