令和4年度肝炎医療コーディネーターフォローアップWEB研修会を開催しました【9月10日】

画像スライド集

案内チラシ
Ⅱ講演 北海道科学大学 大滝康一先生
Ⅲ講演 札幌医科大学附属病院 柿澤雅史先生
講演中の様子
 札幌医科大学附属病院 肝疾患センター主催で、9月10日(土)、2022年度肝炎医療コーディネーターフォローアップWEB研修会を開催しました。

この研修会は、平成29年度から令和3年度に開催された「北海道肝炎医療コーディネーター研修会」を受講された方を対象に、コーディネーターの方の活動支援およびスキルアップを目的としております。

今回も昨年同様、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大予防措置として、WEB開催(LIVE配信)といたしました。

道内各地から、看護師、保健師、薬剤師など66名の方にご参加いただきました。

当日は、最新の肝炎対策や基礎知識についてDVDを放映した後、旭川医科大学病院 肝疾患相談支援室長 澤田康司 先生を座長に2つの講演を行いました。

まず始めに、「肝硬変の時に使う薬剤について」と題して北海道科学大学 薬学部 薬学科 臨床薬学系 薬物治療学分野 准教授 大滝康一 先生が、それぞれの薬の特性やどういった場面で使用されるのかなど、患者さんへ使用目的を伝えることが大切、とご講演されました。続いて「サルコペニア 肝疾患と運動療法」と題して、札幌医科大学附属病院 リハビリテーション部 副部長 理学療法士 柿澤雅史 先生が、有酸素運動・レジスタンス運動などサルコペニアの方への運動療法について解説し、実際の運動療法を写真でご紹介いただきながら、ご講演されました。

 参加された方からは、「肝疾患領域から5年以上離れていたので、本日の講演は復習になってよかったです。」「肝硬変患者への治療、薬剤について大変ためになった。」「講演Ⅱ、Ⅲは大変参考になり、今後の指導に生かせる内容であった。」などの感想をいただきました。

このほか、今後研修会で取り上げて欲しい話題も多数ご意見をいただきました。

 

肝疾患診療連携拠点病院では、今後も肝疾患診療に関わる医療従事者や行政機関等の関係職員の皆様へ、肝疾患の最新情報や日々の業務に役立つ知識について、研修会の開催等をとおして発信をして参ります。

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発行日:

情報発信元
  • 附属病院 肝疾患センター