日本生理学会第101回北海道地方会において、本学医学部4年生の小川佳寛さん、平中秀治さんの発表演題が優秀発表賞を受賞

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前列左:小川佳寛(医学部4年生)さん、前列右:平中秀治(医学部4年生)さん、後列左から、篠崎 淳助教、長峯 隆教授、臼井 桂子講師

前列左:小川佳寛(医学部4年生)さん、前列右:平中秀治(医学部4年生)さん
後列左から:篠崎 淳助教、長峯 隆教授、臼井 桂子講師

 2021年9月11日(土)にオンライン形式で開催された日本生理学会第101回北海道地方会において、本学医学部4年生の小川佳寛さん、平中秀治さんの発表演題が優秀発表賞を受賞しました。

 演題名「遠隔講義における時間と画面サイズが疲労に与える影響」
 発表者:小川佳寛(医学部4年生)

 演題名「混合拍子が聴覚と運動の同期に与える影響のオンライン実験」
 発表者:平中秀治(医学部4年生)


<小川佳寛さんのコメント>
 この度、オンライン形式で行われた「日本生理学会第101回北海道地方会」に参加し、研究報告をさせていただきましたので報告いたします。
 3年次カリキュラムの一環である研究室配属実習で行った、遠隔講義受講で生じる疲労に関する研究の成果を発表いたしました。実習時はコロナ禍により登校できない状況であったため、WEBアプリケーションを作成し遠隔で実験を行いました。初めての試みが多く不安もありましたが、周囲の協力により無事成し遂げ、研究報告できたことを嬉しく思います。この経験をしっかりと今後に活かしていきたいと思います。
 共に研究してくれた同級生の阿部凌大さん、清水裕貴さん、そして毎日遠隔会議を通じて親身にご指導くださった神経科学講座の長峯教授、石黒先生、臼井先生、篠崎先生に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

<平中秀治さんのコメント>
 「日本生理学会第101回北海道地方会」にて研究発表を行い、優秀発表賞をいただきましたので報告いたします。
 3年後期に実施された研究室配属にて、音楽の拍子の認知に関する研究を行い、その成果を発表しました。新型コロナウイルスの影響で対面での実験が困難であったことから、webアプリケーションを作成してオンラインでの実験を行いました。オンライン実験は初めての経験でしたが、共同研究者である北龍之介さんのデジタル音源作成技術、小川佳寛さんのwebアプリケーションに関する豊富な知識など、皆さんのスキルを提供していただいたことで良い成果が得られたと感じています。
 最後になりますが、実験に協力していただいた皆様、そしてご指導いただいた長峯教授をはじめ神経科学講座の先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

<神経科学講座 長峯教授よりのコメント>
 2020年度の医学部第三学年の研究室配属は、1週目の途中から当初想定とは異なった在宅研究となりました。2つのグループから湧き上がってきた実験テーマは、WEB環境独自の着想を元にしており、グループ内外での熱心な議論、実施協力により、4週間で一区切りの成果が出ました。 
 当日の発表は2名に限られた地方会でしたが、全員の力の結集した内容は、多くの質疑応答、助言を受けました。WEB実習の新方式提言は今後の参考にもなり、素晴らしい内容に対しては、会終了後も賛辞を頂戴しています。皆さんの今後の発展、次の発表を期待しています。
 

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情報発信元
  • 医学部神経科学講座