保健医療学部地域貢献推進センター企画「高校出前講座」を開催しました(立命館慶祥高等学校)
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令和3年6月12日(土)、高校出前講座(立命館慶祥高等学校)をオンラインで開催しました。
「医療システム・医療制度」(看護学第二講座 山本武志准教授)、「『自分らしく生きる』を支える~インフォームドコンセントからアドバンス・ケア・プランニングへ」(看護学第一講座 中村円助教)をテーマに、2講座同時開講し、計191名の高校1~2年生にご参加いただきました。
参加した高校生からは「『たらい回し』問題について、一次、二次、三次医療の機能分担ができていないことで『受入不能』となっているという点が、医療現場の方と私たちの認識に差があると感じました。」、「北海道の医療の現状を知り、地域医療に貢献したいという思いがより強くなりました。」、「アドバンス・ケア・プランニングは高齢者や病気の方だけのためのものではなく、家族や医師と将来どのように生きたいか話し合うプロセスが大事であると分かりました。」「アドバンス・ケア・プランニングにもまだ課題が残っていることも学んだので、私が医療従事者になった時には、患者さんに寄り添って話し合い、少しでもその課題を解決していけたらいいなと思いました。」などの感想をいただきました。
この高校出前講座は、青少年の健康意識の向上や保健医療職への理解を深めていただくことを目的として、保健医療学部地域貢献推進センター主催により開催しております。