本学保健医療学部理学療法学科理学療法学第一講座の菅原講師らが、第49回日本臨床神経生理学会学術大会にて優秀演題賞を受賞

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写真左下:菅原和広講師、写真右下:長峯 隆教授、写真左上:齊藤秀和助手、写真右上:臼井桂子講師

写真左下:菅原和広講師、写真右下:長峯 隆教授、写真左上:齊藤秀和助手、写真右上:臼井桂子講師

2019年11月28日~30日に福島県福島市で開催された第49回日本臨床神経生理学会学術大会において、本学保健医療学部理学療法学科理学療法学第一講座の菅原和広講師が優秀演題賞を受賞しました。

菅原和広講師は理学療法学科に在籍しながら、学部間研究員として本学医学部神経科学講座に所属し、同講座の長峯隆教授の下、ヒトの運動時の脳活動について脳磁計と脳波計を用いて研究を行っています。

【演題名】
「自己ぺースの右示指伸展運動時における運動準備は6秒前から始まる」

【発表者】
菅原和広1), 2),齊藤秀和2, 3),臼井桂子2),岩田昴樹4),赤岩眞悠4),佐々木健史1), 2),松橋眞生5),白石秀明6),長峯 隆2)

1) 札幌医科大学保健医療学部理学療法学科理学療法学第一講座
2) 札幌医科大学医学部神経科学講座
3) 札幌医科大学保健医療学部作業療法学科作業療法学第一講座
4) 札幌医科大学大学院保健医療学研究科
5) 京都大学大学院医学研究科てんかん・運動異常生理学講座
6) 北海道大学病院小児科

【研究概要】
本研究はヒトが自己ペースで右手の運動をする際の脳活動を脳磁計と脳波計を用いて計測したものです。
先行研究では運動開始の約2秒前から運動準備に関わる脳活動が観察されることが報告されていますが、本研究のように運動間隔を長くすることで、運動準備に関わる脳活動が運動開始の約6秒も前から観察されることを明らかにしました。

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情報発信元
  • 理学療法学科