日本集中治療医学会第3回北海道支部学術集会において、本学医学部5年生の田村尚也さんが演題発表を行いました

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発表者:田村尚也さん(札幌医科大学 医学部5年)
発表者:田村 尚也さん(札幌医科大学 医学部5年)
左:医学部集中治療医学 升田 好樹 教授、右:田村尚也さん(札幌医科大学 医学部5年)
左:医学部集中治療医学 升田 好樹 教授、右:田村 尚也さん(札幌医科大学 医学部5年)
 2019年8月31日(土)に札幌市で開催された、日本集中治療医学会第3回北海道支部学術集会の一般演題3「感染・多臓器不全」において、本学医学部5年生の田村尚也さんが演題発表を行いました。

演題名: 「抗NMDA受容体脳炎の一例」

発表者: 田村尚也(札幌医科大学 医学部5年)

<田村尚也さんのコメント>
 この度、札幌で行われた「日本集中治療医学会第3回北海道支部学術集会」に参加し、症例報告をさせていただきましたので報告いたします。
 集中治療部にて加療されたNMDA-R脳炎につきまして、早期診断および治療の早期開始の重要性を演題テーマとして発表させていただきました。学会発表は初めての経験でしたので、発表日が近づくにつれて不安が募るばかりでしたが、集中治療部の先生方の懇切丁寧かつ熱心なご指導により無事終えることができました。
 学生の立場でありながらこのような発表の機会をいただき、大変貴重な経験となりました。この度の経験を励みとし、医学に対してより一層懸命に向き合う所存でございます。
 最後になりますが、ご指導いただいた升田教授はじめ集中治療部の先生方に心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

<指導医 相坂助教のコメント>
 今回、集中治療医学会北海道支部学術集会で症例報告をしていただきました。
 貴重な症例を経験し、考察し、まとめるという作業を通じて、教科書と対峙しているだけでは身につかない大事なことを学んでもらえたのではないか思っております。私自身も学生とのディスカッションを通して非常に多くのことを学ばせていただきました。
 彼にとっては初めての学会発表でしたが、本番は非常に落ち着いており、聴衆から大きな拍手をいただくことができました。
 当教室では今後も熱意ある学生に対し、このようなサポートを行っていく方針です。

<集中治療医学 升田教授のコメント>
 初めての学会発表とは思えないくらい堂々とした発表でした。
 発表前の準備も相坂先生の指導の下、熱心に取り組んで、会場からの質問にも的確に答えていました。
 この経験を活かして今後の学問の遂行や医療に携わる際の考えの一助となることを期待します。


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