平成30年度 北海道肝疾患医療従事者研修会を開催しました【10月21日(日)開催】
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平成30年10月21日(日)、北海道保健福祉部及び道内の3つの肝疾患診療連携拠点病院(北海道大学病院、旭川医科大学病院、当院)の主催で、医療従事者対象の「平成30年度北海道肝疾患医療従事者研修会」を開催しました。
肝疾患診療連携拠点病院では、知らないうちに肝硬変や肝がんへ進行し、死亡する人をなくすために、広く道民を対象に「市民公開講座」等を開催し、肝炎ウイルス検査の受診勧奨や、肝疾患の症状・治療に関する啓発活動を行うとともに、地域の医療現場において、肝炎患者の早期発見や適切な肝疾患診療体制の充実を図ることを目的として、医療従事者を対象に研修会を開催しています。
今回の医療従事者向け研修会は、帯広市及び近郊の医療機関や保健所等を対象として開催し、医師、看護師、保健師、薬剤師をはじめとする43名の医療専門職の皆さんが参加されました。
研修会においては、肝臓病の原因として最も多いウイルス性肝炎について、当院肝疾患センター長の佐々木 茂先生が講演。続いて、肝炎ウイルスに感染していない肝がん患者の増加原因となっている脂肪性肝疾患をテーマに、北海道大学病院の小川浩司先生が講演し、最後に、肝がんに関する最新の抗がん剤治療について、旭川医科大学病院 澤田康司先生が講演されました。
今年度は、11月29日(木)、2月17日(日)、3月22日(金)に医療従事者向け研修会の開催を予定しています