北海道消防学校において周産期演習を行いました
北海道消防学校において周産期演習を行いました
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平成30年7月11日(水)、北海道消防学校において周産期演習を実施しました。本演習は、消防職員の皆様が救急隊員として救急車に乗務するために必要な救急業務を習得することを目的として開催されました。
助産学専攻科・看護学科兼任 正岡経子 教授、助産学専攻科 荒木奈緒 准教授、助産学専攻科 林佳子 講師、看護学科 荻田珠江 講師、助産学専攻科 中村彩希子 助手、大学院生 植木瞳さんの6名で担当いたしました。
当日は、北海道内各地から専科教育救急科に入校した70名の消防隊員の皆様が参加されました。内容は、分娩や新生児に関する基本的知識について講義を受けた後、実技訓練を行いました。実技訓練では、救急要請があり現場に到着したところ分娩が切迫している状況で、自宅で出産した後に救急搬送するケースを想定しました。分娩および出生直後のお子さんの状態をイメージしていただきながら、救急隊員の皆様が実施できる範囲内の実技について演習を行いました。
終了後、「児の保温の方法が勉強になった」「処置だけでなく母体への関わりの重要性を学んだ」などの感想が寄せられました。