【研究成果】急性心不全の心臓リハビリテーション、開始時期で生活機能に差 ≪保健医療学部 片野唆敏 臨床准教授 、医学部内科学講座循環病態内科学分野 矢野俊之 准教授、藤田医科大学医学部循環器内科学 井澤英夫 教授らの研究グループ≫
画像スライド集
急性心不全の心臓リハビリテーション、開始時期で生活機能に差
~「Time is Function(時は機能なり)」、全国約56万人のデータを解析~
<研究の概要>
札幌医科大学附属病院リハビリテーション部の片野唆敏 理学療法士(主任技師)、同大学医学部内科学講座循環病態内科学分野の矢野俊之 准教授、藤田医科大学医学部循環器内科学の井澤英夫 教授らの研究グループは、特定非営利活動法人日本心臓リハビリテーション学会の支援のもと、急性心不全で入院した患者さん約56万人の全国データを解析し、心臓リハビリテーションの開始時期と入院中の命のリスク・退院時の生活機能との関連を明らかにしました。心臓リハビリテーションを受けた方は、どの開始時期でも受けなかった方より入院中の命のリスクが低いことと関連していました。一方、退院時の生活機能(日常生活動作)は入院から3日前後の開始で最も良好で、開始が遅れるほど差が小さくなりました。
本成果は、米国心臓協会の学術誌「Journal of the American Heart Association」(Impact factor: 6.0(2025)、SJR 2025: Q1、掲載日: 2026年9月24日)に掲載されました。
これまで心臓リハビリテーションの開始時期は、「2日以内か、それ以降か」の二者択一で比べられることがほとんどでした。本成果は、開始までの日数とその後の経過との関係を連続的に示し、「生活機能は開始時期に敏感である(Time is Function:時は機能なり)」ことを示唆したものです。入院から心臓リハビリテーション開始までの時間は、心不全診療の質を測る新たな指標となりうると考えられます。今後は、前向き研究による検証が期待されます。
詳細は、下記のプレスリリースページをご覧ください。
札幌医科大学附属病院リハビリテーション部の片野唆敏 理学療法士(主任技師)、同大学医学部内科学講座循環病態内科学分野の矢野俊之 准教授、藤田医科大学医学部循環器内科学の井澤英夫 教授らの研究グループは、特定非営利活動法人日本心臓リハビリテーション学会の支援のもと、急性心不全で入院した患者さん約56万人の全国データを解析し、心臓リハビリテーションの開始時期と入院中の命のリスク・退院時の生活機能との関連を明らかにしました。心臓リハビリテーションを受けた方は、どの開始時期でも受けなかった方より入院中の命のリスクが低いことと関連していました。一方、退院時の生活機能(日常生活動作)は入院から3日前後の開始で最も良好で、開始が遅れるほど差が小さくなりました。
本成果は、米国心臓協会の学術誌「Journal of the American Heart Association」(Impact factor: 6.0(2025)、SJR 2025: Q1、掲載日: 2026年9月24日)に掲載されました。
これまで心臓リハビリテーションの開始時期は、「2日以内か、それ以降か」の二者択一で比べられることがほとんどでした。本成果は、開始までの日数とその後の経過との関係を連続的に示し、「生活機能は開始時期に敏感である(Time is Function:時は機能なり)」ことを示唆したものです。入院から心臓リハビリテーション開始までの時間は、心不全診療の質を測る新たな指標となりうると考えられます。今後は、前向き研究による検証が期待されます。
詳細は、下記のプレスリリースページをご覧ください。