第123回日本内科学会総会「医学生・研修医・専攻医の内科学 ことはじめ2026」において、本学医学部医学科6年生7名が演題発表を行い、3名が「優秀演題賞」を受賞しました
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2026年4月11日に開催された第123回日本内科学会総会「医学生・研修医・専攻医の内科学 ことはじめ2026」において、本学医学部医学科6年生の岩舩令佳さん、佐藤亮太さん、外舘大力さん、永森志緒音さん、本間史樹さん、松田珠里亜さん、依田有暉さんの7名が演題発表を行いました。「日本内科学会ことはじめ」は、将来の内科学を担う全国の医学生・研修医・専攻医が一堂に会し、発表や討論を通じて、探究心と内科学への関心を深める貴重な発表の場です。このたび、岩舩さん、永森さん、本間さんの発表演題が、日本内科学会より「優秀演題賞」に選定されました。本賞は、研修医や専攻医を含む全演題の中から、特に優秀な発表として選出・表彰されるものです。消化器カテゴリー全12セッションのうち3セッションにおいて、本学医学部医学科6年生が「優秀演題賞」を受賞しました。
7名の発表演題は以下のとおりです。
「慢性瘻孔炎症を背景に回腸−回腸瘻孔部腺癌を合併したクローン病の一例」
岩舩令佳(札幌医科大学医学部6年)
7名の発表演題は以下のとおりです。
「慢性瘻孔炎症を背景に回腸−回腸瘻孔部腺癌を合併したクローン病の一例」
岩舩令佳(札幌医科大学医学部6年)
「飛行機移動を契機に出現した左側大量難治性肝性胸水に対し、腹腔内色素注入により横隔膜交通症を証明し外科的閉鎖を行った一例」
佐藤亮太(札幌医科大学医学部6年)
「IgG4関連前立腺炎を合併した自己免疫性膵炎の一例」
外舘大力(札幌医科大学医学部6年)
「RS3PE症候群の寛解3年後に発症した肝細胞癌の一例」
永森志緒音(札幌医科大学医学部6年)
「チソツマブベドチン投与後に急速に進行した脂肪肝の一例」
本間史樹(札幌医科大学医学部6年)
「CRP上昇を伴わずに発症したIL-6阻害療法中のS状結腸憩室穿孔の一例」
松田珠里亜(札幌医科大学医学部6年)
「JAK2変異陰性赤血球増多症を合併したNLRP3遺伝子変異関連腸炎にフィルゴチニブが奏功した一例」
依田有暉(札幌医科大学医学部6年)
<岩舩令佳さんのコメント>
この度、「医学生・研修医・専攻医の内科学 ことはじめ2026」において、「慢性瘻孔炎症を背景に回腸−回腸瘻孔部腺癌を合併したクローン病の一例」を発表させていただきました。発表準備から当日に至るまで、我妻先生より温かいご指導を賜り、疾患の理解を深めるとともに、臨床経過と丁寧に向き合う姿勢を学びました。また、一つひとつの症例から学びを深めることの大切さ、そして疑問を持って考察することの面白さを感じることができました。事前の予演会などを通じて、内科学講座消化器内科学分野の先生方から多くのご指導、ご助言をいただき、大変充実した学びの機会となりました。当日の発表後には、学内外の先生方より貴重なご意見や温かいお言葉を頂戴し、症例報告の意義を改めて肌で感じるとともに、日々探究を続けておられる先生方のお姿に感銘を受けました。私自身も、今後さらに研鑽を積んでまいりたいと感じております。さらに、優秀演題賞をいただきましたことを大変光栄に存じます。今回の学びと経験を糧に、これから一層精進してまいります。結びに、仲瀬教授、我妻先生をはじめ、内科学講座消化器内科学分野の皆様に心より御礼申し上げます。
<佐藤亮太さんのコメント>
この度、「飛行機移動を契機に出現した左側大量難治性肝性胸水に対し、腹腔内色素注入により横隔膜交通症を証明し外科的閉鎖を行った一例」について発表させていただきました。背景因子が複雑で、病態を読み解くのは一筋縄ではいきませんでしたが、先生方と議論を重ね、一つひとつ紐解いていく過程で、症例の貴重さはもちろん、内科学という学問の奥深さと面白さを肌で感じることができました。何より、指導医の我妻先生と夜遅くまで打ち合わせをした時間や、切磋琢磨した同級生のみんなと過ごした時間は、私にとってかけがえのない一生の宝物です。周囲の皆様の温かい支えがあったからこそ、最後まで走り抜くことができました。このような貴重な機会をくださった仲瀬教授、親身にご指導いただいた我妻先生をはじめ、内科学講座消化器内科学分野の先生方に、心より感謝申し上げます。
<外舘大力さんのコメント>
この度、「医学生・研修医・専攻医の内科学 ことはじめ2026」に参加し、「IgG4関連前立腺炎を合併した自己免疫性膵炎の一例」というテーマで発表させていただきました。初めての学会参加であり、多くの先生方の前での発表には緊張もありましたが、当日は無事に発表を終えることができました。また、質疑応答を通して先生方とディスカッションを行い、多くの学びを得ることができました。発表の準備では、川上先生に疾患への考え方から論文の検索までご指導いただき、大変感謝しております。消化器内科の分野にとどまらず、今後医療に従事していく上で非常に重要な学びの機会となりました。当日は、全国の先生方や学生の発表を聞くことができ、また、消化器内科の先生方や学生との交流も非常に楽しく、学生にとってこれほど成長できる機会は滅多にないと感じました。このような貴重な経験をさせてくださった仲瀬教授、ご指導いただいた川上先生をはじめ、内科学講座消化器内科学分野の先生方に深く御礼申し上げます。
<永森志緒音さんのコメント>
この度、「医学生・研修医・専攻医の内科学 ことはじめ2026」に参加し、「RS3PE症候群の寛解3年後に発症した肝細胞癌の一例」を発表させていただきました。初めての学会発表ということもあり、直前まで非常に緊張しておりましたが、本番では準備してきたことを十分に発揮することができました。今回の発表準備を通して、スライド構成や情報の取捨選択といった発表の基本だけでなく、症例に対する考察の進め方や、論文を用いてどのように考察を深めていくのかについても学ぶことができました。また、その準備の成果として優秀演題賞を受賞できたことを、大変光栄に感じております。当日は緊張しながらも学会の雰囲気を楽しむことができ、準備期間を含め、自身の学びや今後の成長につながる経験となりました。このような貴重な機会を与えてくださった仲瀬教授、ご指導いただいた石上先生をはじめ、内科学講座消化器内科学分野の皆様に心より感謝申し上げます。
<本間史樹さんのコメント>
この度、「チソツマブベドチン投与後に急速に進行した脂肪肝の一例」について発表いたしました。既報のない症例における病態の考察には大変苦慮しましたが、指導医の石上先生に手厚いご指導をいただき、無事に発表を終えることができました。準備過程ではデータ収集を行う傍ら、脂質代謝や抗体製剤など、消化器以外の知識についても学び直すことができ、大変充実した3か月間でした。「ことはじめ2025」および昨年の内科地方会と、過去2回発表の機会がありましたが、以前の経験と今回いただいたご指導が優秀演題賞受賞につながり、大変光栄に思っております。当日は同年代の医学生の発表に大きな刺激を受け、また、座長の先生からご意見をいただくことができ、貴重な機会となりました。お忙しい中ご指導いただいた仲瀬教授、石上先生をはじめ、内科学講座消化器内科学分野の先生方に心より御礼申し上げます。
<松田珠里亜さんのコメント>
この度、「医学生・研修医・専攻医の内科学 ことはじめ2026」にて、「CRP上昇を伴わずに発症したIL-6阻害療法中のS状結腸憩室穿孔の一例」を発表させていただきました。初めての学会参加ということでとても緊張しましたが、指導医の先生をはじめ、多くの先生方のご支援のおかげで無事に発表を終えることができました。発表準備を始めた当初は、症例を理解することや疾患について学ぶことに苦戦する場面も多くありました。しかし、さまざまな論文を読み、スライド作成を進める中で、より深くこの症例や疾患について学びたいという思いが強くなり、楽しみながら準備に取り組むことができました。当日は自分自身でも納得のいく発表をすることができ、大きな達成感を得ることができました。先生方から温かいお言葉をいただけたことも大変嬉しく、今後の学びへの大きな励みとなりました。今回の発表経験は、自身にとって大きく成長する貴重な機会となりました。このような機会をいただけたことを大変光栄に感じております。お忙しい中ご指導いただいた仲瀬教授、大和田先生をはじめ、内科学講座消化器内科学分野の先生方に心より感謝申し上げます。
<依田有暉さんのコメント>
この度、東京で開催された「医学生・研修医・専攻医の内科学 ことはじめ2026」に参加し、「JAK2変異陰性赤血球増多症を合併したNLRP3遺伝子変異関連腸炎にフィルゴチニブが奏功した一例」について発表させていただきました。初めての学会発表でしたので、右も左も分からないことだらけでしたが、指導医の三宅先生をはじめ、多くの先生方に支えられて発表を迎えることができました。非常に貴重な症例を担当させていただき、多くの学びを得ることができました。学生のうちに学会発表を経験できたことは、今後の長い医師人生において大きな財産になると思います。学会発表はなかなか敷居が高そうに思っていましたが、チャレンジしてみて本当に良かったです。改めまして、ご指導いただいた仲瀬教授、三宅先生をはじめ、内科学講座消化器内科学分野の先生方に感謝申し上げます。