医学部生化学講座MD, PhDコースの下手琴葉さん(6年)の研究成果がNon-coding RNA Research電子版(インパクトファクター5.9)に掲載されました

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下手琴葉さん
左から、鈴木拓教授、下手琴葉さん、新沼猛講師
論文の表紙
論文の表紙
 本学医学部生化学講座分子生物学分野でMD, PhDコースを履修している医学部6年生の下手琴葉さんの研究成果が、国際的な学術専門誌に掲載され、この度、下手さんは、長鎖非コードRNAというタンパク質をコードしないRNA分子が、食道癌の進展に関わることを明らかにしました。
 こちらは食道癌の分子メカニズムの解明や新たな治療法につながる可能性のある成果です。
 論文はNon-coding RNA Research電子版(インパクトファクター5.9)に掲載されました。

下手琴葉さんのコメント
 基礎配属を機に講座に所属させていただき、実験手法やデータの整理・解釈など様々なことを教えていただきました。自分が関わった実験の結果が論文という形になり大変嬉しく思っております。このような機会をくださった鈴木先生やご指導してくださった新沼先生をはじめ、分子生物学分野の先生方に感謝申し上げます。

生化学講座分子生物学分野 鈴木 拓教授からのコメント
 下手さんは医学部3年の基礎配属をきっかけにMD, PhDコースを履修し、学業で忙しい中、研究活動も頑張ってくれました。学会でのポスター発表(日本癌学会学術総会)も経験し、今回論文として形にすることができました。この経験が、今後の臨床や研究活動に役立つことを祈っています。

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情報発信元
  • 医学部生化学講座分子生物学分野