高血圧とがんから身を守ろう!~循環器疾患とがん予防~
第21回日本疫学会学術総会開催記念及び札幌医科大学開学60周年(創基65周年)記念の市民公開講演会が開催されました
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平成23年1月20日(木)、北海道立道民活動センター(かでる2・7)かでるホールで、第21回日本疫学会学術総会開催記念及び札幌医科大学開学60周年(創基65周年)記念の市民公開講演会を開催しました。
講演会では、「高血圧とがんから身を守ろう!~循環器疾患とがん予防~」をテーマに、札幌医科大学 島本和明理事長と国立がん研究センター部長 津金昌一郎先生をお招きしてご講演いただきました。
島本学長からは「高血圧から身を守ろう!」と題し、高血圧とはどういう病気か、血圧、特に家庭での血圧の測り方や頻度、高血圧の恐さ、高血圧の予防・治療、そしてメタボリックシンドロームとの関係などについて、一般市民の皆さんに分かりやくすお話ししました。
また津金先生からは「がんを遠ざける生活習慣:科学的根拠に基づくがん予防」と題し、科学的な根拠を踏まえた、日本人に推奨できるがんの予防方法についてご紹介していただき、お二人とも、この講演で聞いた内容を今日から実践し自己管理していくことが重要であるとお話しいたしました。
講演後に行われた質疑応答では、参加者から「自身の血圧の値について」、「冬に運動するべきか」など、日常生活に密接な質問があり、お二人の回答に熱心に耳を傾けていました。