平成22年度札幌医科大学「解剖体慰霊式・遺骨返還式」について

平成22年度札幌医科大学「解剖体慰霊式・遺骨返還式」を執り行いました

画像スライド集

写真1
平成22年度札幌医科大学「解剖体慰霊式・遺骨返還式」
写真2
島本和明学長・理事長による追悼の言葉
写真3
医学部2年 学生代表による追悼の言葉
写真4
黙祷
写真5
献花
写真6
献花
写真7
黒木 由夫医学部長による挨拶
写真8
解剖学第二講座 藤宮峯子教授より教育と研究内容の紹介
写真9
乾 公美保健医療学部長挨拶
 平成22年9月9日(木)13:00より、本学の医学教育・研究のためにご献体された解剖体・及び法医解剖体の慰霊式を本学講堂において執り行いました。
 札幌医科大学では、開学以来、一万四千体余の方々の解剖を行ってきておりますが、これら多数の方々の医学教育、研究、医療への御理解と御貢献に対しまして、改めまして深い敬意と感謝の念を捧げますとともに、解剖に同意されるという重く、そして崇高なご選択をされた御遺族の皆様の御心情に感謝し、故人の御遺徳を偲びつつ、大学を挙げて御霊の安らかならんことを祈念いたしました。 

 慰霊式には本学から、島本学長・黒木医学部長・乾保健医療学部長、解剖学講座教授、法医学講座教授、副理事長、理事役員ら多くの関係者が列席し、出席者全員で医学発展の礎石となられた方々へ黙祷を捧げ、本学を代表して島本学長より御霊前に向かい、謹んで哀悼の意を表しました。

 続いて、島本学長、御遺族様による献花が捧げられ、本学関係者、医学部2年生の学生全員が献花を捧げました。
 このような解剖の重要性を御理解いただき、生前、献体の御芳志を寄せられている白菊会会員の皆様には、本学より深甚なる敬意を表するとともに、本年7月に火葬されました解剖体の御遺骨を御遺族に御返還し、その篤志に感謝申し上げ文部科学大臣及び、本学島本和明学長からの感謝状を贈呈いたしました。

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