「若手研究者のための健康科学研究助成」の採択について
「若手研究者のための健康科学研究助成」【(公財)明治安田厚生事業団】に、本学医学部神経内科学講座研究員 江本美穂博士の申請研究が採択されました
画像スライド集
公益財団法人 明治安田厚生事業団が実施しております 「若手研究者のための健康科学研究助成」に札幌医科大学・医学部・神経内科学講座研究員 江本美穂博士の申請研究が採択され、2017年12月15日に、東京港区青山にて贈呈式が執り行われました。
研究テーマ:
「運動習慣により抑うつと軽度認知障害は予防できるか?-脳内酸化ストレス動態を指標とした評価について-」
研究内容の紹介:
認知症の原因にはアルツハイマー病(以下AD)等があり、抑うつ状態もADの主要な行動心理状態の一つであるとされている。超高齢社会の日本において健康寿命を伸ばす為にも、認知症対策は必要である。ADの進行により、脳内酸化ストレスの変化が示唆されてきたことから、本研究ではADモデルマウスを運動可能な環境で飼育し、酸化ストレスの影響を可視化できるEPRイメージング法により、マウス脳内酸化ストレスの変化を検証する。これによりADの前段階である軽度認知障害を予防する手法として運動習慣の有効性について評価する。