平成29年度SD章・SSS章の授与式を行いました
医学部4年生全員にSD章・SSS章の授与を行いました【12月21日】
画像スライド集
平成29年12月21日(木)、臨床教育研究棟1階講堂において、医学部4年生全員にSD章・SSS章の授与を行いました。
医師としての資格のない学生たちは、患者様の協力を得て「臨床実習」に参加するため、事前に能力と適性が評価され、「臨床実習」に入ることが認められた学生に対してのみ、このSD(Student Doctor)章、SSS(Student Surgical Staff)章が授与されます。
これまで本学では、5年生より「臨床実習」をスタートさせておりましたが、今年度から、グローバルスタンダードに適合した新カリキュラムへ移行したことで、実習期間が延長となり、4年生の1月から「臨床実習」をスタートすることにしました。
これから実習に臨む学生たちは、現場での思考法や実技、態度も含めて医師としての能力を総合的に学び、また様々な医療職とチーム医療の中で実際の患者様と接し、実体験しながら実践的に学びを深めることとなります。
4年生たちは、そのような「臨床実習」の意義を十分に理解するとともに、一社会人として、常識をもって行動することが、これまで以上に強く求められます。このため、これから「臨床実習」に入るという自覚を促すため、写真付きネームプレートSD章と、手術室手技の訓練を受けた学生に対して与えるSSS章を授与しました。
授与式では、堀尾医学部長、三國副附属病院長ほか関係医学部教授、また、梅田副看護部長からお話を頂きました。「学びの場が教室から病院に移ることで、一般の方に接する機会が増えることから、より周囲の方々に気を配りマナーを守って実習すること。」、「生涯学び続けることはもちろんだが、身につけた知識を実践の場で、実体験として感じることがおもしろいと思える臨床実習にしてほしい。」など、学生にエールが送られました。
また、医学部4年学生代表の能戸麻莉奈さんによる宣誓では、「周囲との協調性を重んじ、主体的に臨床実習に臨みたい」という意気込みが語られました。