平成29年度保健医療セミナーを開催しました【7月21日開催】
平成29年度保健医療セミナーを開催しました【7月21日開催】
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平成29年7月21日(金)本学臨床教育研究棟講堂で平成29年度保健医療セミナーを開催しました。
保健医療セミナーは、保健医療学部2年生および3年生を対象に、北海道における保健医療職の実際の活動を理解し、学生自身が専門職に対する具体的イメージを持つとともに、保健医療職の役割について考えることを目的として平成27年度より開催しています。
今年度は、『救急医療における多職種連携』をテーマとし、講師には本学卒業生で道内の第一線でご活躍されている惣田 隆之亮 氏(医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院)、管野 敦哉 氏(札幌医科大学附属病院リハビリテーション部)、村田 絵吏 氏(旭川医科大学病院リハビリテーション部)を迎え、講演会とパネルディスカッションを行いました。
講演会では、各講師がそれぞれ職場で救急医療における自身の役割やどのような職種とどのような場面で連携しているかなどについて、具体的な事例を挙げながらお話いただき、また、引き続き行われたパネルディスカッションでは、多職種連携について、各専門職の立場から率直なお話しをしていただきました。
参加した学生からは「多職種連携のためには、様々な分野の知識を身に付け、一緒に働く人のことを理解しなければならないことがわかった。」「看護師の救急医療における役割だけでなく、理学療法士や作業療法士の役割についても知ることができた。」「チーム医療の中では、たくさんの職種が関わるため、意見が食い違うこともあるが、患者の気持ちを第一に考えることが重要だと改めて感じた」「精神ケアの大切さ、患者に寄り添う看護について考えることができた」など、たくさんの前向きな感想が寄せられ、多職種連携における各専門職の重要性について再認識した様子でした。