北広島市立東部中学校の大学見学学習
北広島市立東部中学校の大学見学学習を受け入れました【7月15日実施】
画像スライド集
平成27年7月15日(水)、北広島市立東部中学校2年生18名の大学見学学習を受け入れました。
今回の見学学習は、前半は職種別学習として、医師について学習する6名のグループと、看護師について学習する12名のグループの2つに分かれて学習しました。
医師について学習するグループでは、医療人育成センター教育開発研究部門長の相馬教授が、本学における教育や医師になるために必要なステップ、本学の地域医療実習の取組などについての講話と、質疑応答を行いました。講話の中での「『医学・医療は生命科学の基本原理の理解の上に成り立つ』ことから、数学や英語や生物学・化学など総合的な能力が必要ですよ」との説明に、中学生の皆さんも自分の得意科目を挙げ、真剣な表情で聴いていました。
看護師について学習するグループでは、まず看護学科の牧野助教が、本学の概要や本学で取得できる資格について紹介し、その後、牧野助教と大塚助手、看護学科の4年生2名と共に、中学生は包帯の巻き方や三角巾を使った腕の固定方法などの演習を行いました。演習後の質疑応答では、「看護師になるために必要なことは?」「患者さんの前で心がけていることは?」「白衣や靴など白いものを身につけるのはなぜ?」といった中学生の質問に先生方が答えました。今回の学習で中学生の皆さんは看護職の魅力に触れ、医療職への関心がさらに高まったようでした。
後半の施設見学では、18名全員で附属病院屋上のヘリポートを見学しました。屋上では少し肌寒い風が吹いていましたが、中学生の皆さんは施設の概要説明を真剣に聴き、元気に見学していました。
札幌医科大学では、若い世代に医学・医療への興味を深めていただくために、道内の中学生の大学訪問などを積極的に受け入れています。