札幌市立平岡緑中学校の大学見学学習

　平成26年10月22日（水）、札幌市立平岡緑中学校の2年生6名の大学見学学習を受け入れました。

　今回の見学学習は、はじめに、医療人育成センター教育研究開発部門の赤坂助教によるミニ講義を行いました。ミニ講義では、大学とは何をするところか、本学の医学部と保健医療学部のカリキュラム、卒業後の進路などについて、赤坂助教が分かりやすく説明しました。講義の締めくくりでの「医療従事者にとって最も大切なことは、大学在学中だけでなく、卒業してもずっと自分を磨き、勉強し続けることです」との話を、中学生の皆さんは真剣な眼差しで聴いていました。

　次に、医学部4学年の「症候診断学」の授業見学をしました。医学部呼吸器・アレルギー内科学講座の工藤助教の講義を、多くの医学部学生が熱心に受けており、医科大学の授業がどのような雰囲気で行われているかをしっかり見学することができました。

　最後に、施設見学として附属病院屋上のヘリポートを見学しました。屋上は少し冷たい秋の風が吹いていましたが、中学生の皆さんはヘリポート見学を楽しみにしていたとのことで、好奇心に満ちた表情で施設を見学し、紅葉の進んだ藻岩山や札幌市街の風景を眺めていました。

　札幌医科大学では、若い世代に医学・医療への興味を深めていただくために、道内の中学生の大学訪問などを積極的に受け入れています。