保健医療学部開設20周年(衛生短期大学部開設30周年)記念講演会
本学保健医療学部開設20周年(衛生短期大学部開設30周年)記念講演会を開催しました
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本学保健医療学部は、平成5年に衛生短期大学部を前身として開設され、今年度20周年(短期大学部開設30周年)を迎えることとなり、平成25年6月21日(金)に、「保健医療学部開設20周年(衛生短期大学部開設30周年)記念講演会」を開催しました。
当日は、学部学生や大学院生、教職員をはじめ、歴代教員や医療関係者、大学関係者ら約350名が参加し、盛会のうちに終了しました。
基調講演の「物事の本質をとらえるために~構造構成主義の視座~」は、早稲田大学大学院商学研究科(MBA)専任講師であり、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」代表を務める西條剛央氏をお招きし、同氏が確立した「構造構成主義」の「方法の原理」を活用した被災者支援の取組みから、質の高い医療を実現するために必要な医療専門職としてのあり方や考え方についての有意義なご講演をいただきました。
引き続き開催された記念シンポジウム「北海道における保健医療の実践と展開~私から地域へ、過去から未来へ~」では、各学科の卒業生3名(医療法人東札幌病院 訪問看護ステーションみずほ所長:佐々木雅彦氏、国立病院機構八雲病院 理学療法士:三浦利彦氏、美幌療育病院 作業療法士:三和 彩氏)が現場の視点から講演を行いました。
多くの課題を抱える地域医療の現場で活躍する3名の卒業生からは、地域医療に対する理念と実践、今後の展望、最後に後輩達へのメッセージが語られました。
開設20周年を迎えた本学部は、今後も建学の精神を道内外に力強く発信し、北海道の発展と地域医療へのさらなる貢献に取り組んで参ります。