高齢者・地域理学療法学

領域紹介 -高齢者・地域理学療法学とは

高齢者・地域理学療法学分野では、地域で生活する一般の高齢者から障害を持つ高齢者を対象に、運動機能や社会機能における老化の影響を把握し、さらにそれが動作や活動へ及ぼす影響を考慮して、適切な理学療法を提供するための取組を行っています。

教員紹介

理学療法学科 講座・教員紹介

准教授 井平 光

高校生へのメッセージ

 高齢者の健康問題のなかでも、フレイルや軽度認知障害(MCI)といった、あたらしい健康概念における予防や対策の必要性が高まっています。地域住民がいきいきとした生活を送り続けることのできる社会の構築を目指しています。また、医療・保健・介護領域におけるビッグデータを利活用し、地域住民の健康問題を解決するためのデータサイエンスについても学びます。

助教 田代 英之

高校生へのメッセージ

加齢に伴う心身機能や活動能力の低下、社会参加の制約は、相互に関連しながら要介護状態を招きます。今、理学療法士は、高齢者の要介護リスクを増加させる要因を的確に把握、対処し、健康寿命の延伸に貢献することが求められています。多角的な視点で地域社会に貢献できるよう学習を進めていきます。

研究テーマ(教育活動、社会貢献活動)

1 地域に住む高齢者の健康に関する調査

高齢期にどのような機能や健康状態が低下しやいのか、また、それを予防するためには何をすればよいのかを明らかにすることを目的としています。
写真 : 調査の様子1
写真 : 調査の様子2

2 医療・保健・介護領域におけるビッグデータを利活用研究

地域住民の健康問題を解決するためのデータ操作技術を習得し、社会に役立つ研究の方法論を学びます。
データの画像