身体障害作業療法学(中枢・運動器)
領域紹介 -身体障害作業療法学(中枢・運動器)とは
身体障害を持つ対象者が、生活者として地域の暮らしができるように、評価・治療の知識や、作業療法の特性を活かした治療・援助の技法について学びます。身体機能を回復させるための作業活動を用いた治療理論や治療方法、さらにスムーズに社会や家庭に適応していくか、障害を抱えながら満足した生活を送ることができるかという生活適応の観点から残存能力を活かし社会的障害等を克服する支援方法を学びます。
教員紹介
教授 中村 眞理子
高校生へのメッセージ
作業療法士は、充実した「生活」「人生」を支援し、あらゆる側面に関われる可能性がある魅力ある仕事です。障害を分析する視点と、それを治療する技術を身につけて「作業療法士になって本当によかった!」そんな感動を味わいませんか?
准教授 中村 充雄(保健医療学部6期生)
高校生へのメッセージ
僕も「作業療法ってなに?イメージつかない」からスタートしました。この大学に入って、リハビリの中で患者の生き甲斐や人生に寄り添いながら、生活機能や心身機能にアプローチのできる幅広い仕事だとわかりました。大学で学んだことを活かして患者に接し、「ありがとうございました」と笑顔で退院されたとき、本当にこの仕事をしていてよかったって思います。非常にやり甲斐がある、これからの社会に必要とされる作業療法士になれる本学で学んでみませんか?
助手 早﨑 涼太
高校生へのメッセージ
ある日突然、病気や怪我でいつものように生活ができなくなってしまった。それはとても辛く苦しいことです。そんな時、作業療法士はさまざまな知識や治療技術を用いて、その方の気持ちに寄り添い、再び自分らしい人生を歩んでいけるように支援することができます。ぜひ、本学で一緒に作業療法を学んでみませんか?
研究テーマ(教育活動、社会貢献活動)
1 上肢・手指機能の分析・解析
対象物の把持操作における力の調整能力の検討—書字動作・つまみ動作—
2 ADL動作の解析
更衣動作における評価指標の作成と3軸加速度計を用いた動作分析の検討
3 生活機能・ADL
社会貢献・教育活動
- 身体障がい者の料理活動の実践
- 高齢者の健康教育・活動の介入による効果